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女性必見! “おしっこの悩み” 自宅で解決!

  • 2018年11月22日

「最近、トイレが近い」「くしゃみやせきをした拍子に軽くもれてしまう」。人には言えないこんな悩み、なんと、女性の7割が、自宅で解決できちゃうんです!専門医に詳しく教えてもらいます。

◆尿もれ セルフチェック

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.強い尿意があったとき我慢できずもらしたことがある。
.トイレで、下着を脱ぐ直前にもらしたことがある。
.水道の音を聞いて排尿したくなり、もらしたことがある。
.重いものを持ち上げたときに、もらしたことがある。
.せきやくしゃみをして、もらしたことがある。
.走ったり、大笑いしたときに、もらしたことがある。

1、2、3(Aグループ)のいずれかにチェック
  ⇒ 切迫性尿失禁の可能性

4、5、6(Bグループ)のいずれかにチェック
  ⇒ 腹圧性尿失禁の可能性

A・Bグループどちらもチェック
  ⇒ 切迫性尿失禁と腹圧性尿失禁の混合タイプの可能性

【切迫性尿失禁】

特徴:急におしっこが我慢できなくなる。
まだ膀胱に余裕があるのに、過敏に感知してしまい膀胱が収縮しまう状態。多くは頻尿を伴う。

主な原因:“過活動膀胱”のケースが多い。
膀胱にはまだゆとりがあるのにもれるのを心配して何度もトイレに行ったり、寒さや水の音など刺激を感じると尿意をもよおしたりする。

対策:膀胱訓練で改善!
<膀胱訓練>
・トイレに行った後、1時間以内の最初の尿意は5分でもいいので我慢する。(その間、読書やテレビなどで気を紛らわすといい)
・2回目の尿意がきたら、トイレに行く。
・これを3か月くらい続けると、膀胱におしっこをためられるようになる。
(※ただしカフェインが入った飲み物を飲んだときは頻尿になりやすいので気をつける)
<注意点>
・はじめは、いつでもトイレに行ける環境で行うこと。
・ストレスになるほどがまんしないこと。
・もれるのが心配な人は、尿もれパッドをつけること。
・痛みとか血尿がある場合や、3か月以上たっても改善しない人は、治療が必要な場合があるため、無理をせずに泌尿器科を受診すること。

【腹圧性尿失禁】

特徴:お腹に圧力がかかったときにもれる。
咳くしゃみ、中腰でお腹に力を入れたり、ジャンプなどでもれる。

主な原因:膀胱や尿道、子宮、直腸を下から支える“骨盤底筋”のゆるみ。
この筋肉がゆるむと、尿道口を締め付けることができずもれてしまう。

対策:尿もれストップ体操で骨盤底筋を鍛える!
<尿もれストップ体操>
・基本姿勢:体の力は抜いて、足を肩幅に開いて立ち、背筋を伸ばす。
・肛門と膣を“グッ”と締めて5秒間キープ。息は楽にして止めない。そして“フゥ”とゆるめる。
・10回繰り返して1セット。一日の目安は1日5セットで計50回。
<ポイント>
・正しい感覚としてはおしっこをする際に、途中で無理矢理止めるイメージ。おしっこが止まったり弱くなったりしたら、それが締めている状態。
・寝た状態の場合は、あおむけで少し足を開いてひざを立て、肛門と膣を締め、5秒間キープ&ゆるめるのを10回。
・座った状態の場合は、リラックスしていすに座り少し足を開いて、肛門と膣を締め、5秒間キープ&ゆるめるのを10回。
・3週間続けると効果が出てくる。朝目覚めたときやデスクワークのときなどに取り入れ、毎日の習慣にすることが大切。

【混合タイプ】

切迫性尿失禁と腹圧性尿失禁、両方の特徴がある。
ただしもともと尿の出にくい人は、病気が原因の場合もあるため泌尿器科に相談を。
 

◆排尿チェック
一般的な成人女性の膀胱がある程度満タンになるのは、およそ400mlほど。
普段の自分の尿の状態を把握すると、自分がどちらのタイプの尿もれか分かる目安になる。
また記録を持って泌尿器科を受診すると、診断がスムーズに!
<方法>
・500mlほどの計量カップで尿の量を測る。
・チェックシートに2~3日間記録。
・どのくらい水分を摂取したか、尿もれしたタイミングも記録。
※排尿チェックシートはこちら

◆気をつけたい生活習慣
・冷え
・暴飲暴食
・アルコールの取り過ぎ
・肥満
・タバコ
・水分の取りすぎ&取らなさすぎ

◆スタジオゲスト
楠山弘之さん(医学博士)
埼玉医科大学を卒業後、癌研究会付属病院(現・がん研究会有明病院)医員、埼玉医科大学泌尿器科講師を経て、永弘クリニックを開業。尿失禁、尿もれ、頻尿の治療にあたる。
著書:『サラッと快適生活』、『尿トラブルは自宅で治せる』(東洋経済新報社)
   『頻尿・尿もれがスッキリ!なくなる本』(監修・宝島社)
   『女性のおしっこ問題(トラブル)を解決する本』(同文書院)
「永弘クリニック」
〒352-0001 埼玉県新座市東北2-18-19
電話:048-474-3708

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