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ブーム到来 ほっかほか 焼きいも!

  • 2022年12月21日

これからの時期、さつまいもの甘みが増しおいしくなる季節。
なかでも焼き芋は、冬の風物詩。埼玉県三芳町は、江戸時代から続く「川越いも」の産地。今でも約30軒のさつまいも農家が、昔ながらの落ち葉たい肥を使い、おいしいさつまいもを育てている。

江戸時代から続く さつまいも作りのプロ 武田浩太郎さん

江戸時代から続くさつまいも農家の10代目、武田浩太郎さん。
「川越いも」の魅力を多くの人に知ってほしいと、さつまいも農家を営みながら、つぼ焼きいもや、焼きいもで作ったスイーツが味わえるカフェを農園の中につくりました。

甘みたっぷり つぼ焼きいも

武田さんは、つぼの中に練炭を入れてじっくりとさつまいもを焼いています。
2時間かけてじっくりと焼くことで甘みが引き出されて、おいしい焼きいもになると武田さん。

自宅で焼きいも!そのポイントは?

武田さん

さつまいもには、2種類あります。ほくほく系とねっとり系です。
熟成具合にもよりますが、「ほくほく系」は、水に少しつけてから焼くとおいしくできますよ。「ねっとり系」は水につけなくてもOK!

ほくほく系:紅赤・金時系・紅あずまなど

ねっとり系:シルクスイート・紅はるか・安納芋など

焼きいも 作り方のポイント

1.「ほくほく系」のさつまいもは、30分ほど水につける。
※ねっとり系は水につけない。
2.さつまいもをアルミはくで包む。
3.魚焼きグリルの場合、弱火から中火の間で焼く。オーブンの場合は、150℃~160℃で1時間30分~2時間ほど焼く。
※時間は目安ですので、さつまいもの大きさを見ながら焼いてください。

<ポイント!>
★焼いている間は、30分に一度、動かしてまんべんなく熱が当たるようにしてください。
★小さいさつまいもを焼く場合は、時間を短くして焼いてください。

<武田さんおすすめの食べ方>
ねっとり系の焼きいもは冷凍保存をし、半解凍してから食べると、食感が変わりおいしい。
ほくほく系の焼き芋を冷凍保存した場合は、油で揚げたり、バターで炒めると周りがカリカリになるのでおすすめ。

武田さん

じっくりなるべく長い時間をかけて焼きいもを作るのが、ポイントですよ。一度焼き芋にするとさつまいもの甘みがぐっと引き出されておいしいです。焼き芋(ほくほく系)を天ぷらにしたり、炒めたりすると美味しいお料理が作れると思いますので
ぜひアレンジしてみてくださいね。

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