豊洲市場から旬の食材を紹介します。味がいいからこの名がついたともいわれる魚「アジ」です。
■旬
8月ごろまで脂のりがよい
■見極めのポイント
▶目が澄んでいて全体が盛り上がっている
▶色つやがよく腹に張りがある
▶身が厚い
■豆アジの下処理の方法
1)えらを開き、ひと差し指差し指と親指ではさむ。
2)ひねりながらゆっくり下に引っ張っていくと内臓と一緒にエラがとれる。
3)血合いを水でよく洗う。
■おすすめの食べ方
『南蛮漬け』
豆アジを2度揚げして南蛮酢につける。南蛮酢が熱いうちにつけるのがポイント。
豆アジを多めに揚げれば、そのままから揚げで食べて、残りは南蛮漬けにして2度楽しむことができる。
『なめろう』
アジを三枚におろして皮をひいてこまかく刻む。薬味にしょうが、みょうが、ねぎ、青じそをお好みでいれて刻んで混ぜ、味噌をしょうゆでとかし一緒に混ぜ合わせる。
くせがなく口当たりがよいので、ごはんにかけても、お酒のおつまみとしてもおすすめ♪
『つみれ汁』
3枚におろしたアジを包丁やフードプロセッサーなどでなめらかにする。しょうがとねぎ、みそを少々加え、混ぜ合わせ、団子状にする。脂がのっているので、つなぎなどはなくてもOK。
汁はお好みでだし汁に少しみそを加える。
■アジの紹介
豊洲水産市場 仲卸 本橋正行さん
「アジは青魚のなかでクセがないので、いろんな料理に合います。ぜひ皆様アジをたくさん召し上がってください」