おうち時間で作ろう！食べる宝石！？鉱物菓子

基本の鉱物菓子

＜材料＞（約21ｃｍ×14ｃｍ×3ｃｍのバット1個分）
・粉寒天 … 8ｇ
・グラニュー糖 … 520ｇ
・水 … 300ｍｌ

＜ベースをつくる＞
１．鍋に、粉寒天と水をいれ、かき混ぜてから中火にかける。
２．ときどきかき混ぜ、沸騰してきたらこげないよう、いったん火を止める。
３．グラニュー糖を加え、泡立て器でよく混ぜ、再び中火にかける。
４．全体的に沸騰したら火を止める。
５．表面に浮いた白い泡をとる。
６．液体をバットに流し込み、しばらく置いて粗熱を取る。
７．表面が固まったら、ラップをかけて、冷蔵庫で3時間以上冷やす。

【基本の切り方】～立方体～
１．上記(7)のベースを使う。端を細長く切ってトレーから出し、オーブン用シートの上にのせる。
２．幅2センチほどの直方体に切り出してから、立方体に切り出す。
３．表面のラップのあとが残るザラザラした部分は切り落とす。

【基本の切り方】～ひし形～
１．上記(7)のベースを使う。幅2センチほどの直方体の端を斜めに切り、さらに傾斜と平行に切る。
２．表面のザラザラを切り落とす。

【仕上げ】
風通しのいい場所で、3日～1週間程度下の面を変えながら乾燥させ、全体の表面が白っぽくなったら完成。

ヒスイの鉱物菓子

＜材料＞（約21ｃｍ×14ｃｍ×3ｃｍのバット1個分）
◆抹茶味
・粉寒天 … 4ｇ
・グラニュー糖 … 260ｇ
・水 … 150ｍｌ
・抹茶 … 1.5ｇ

◆練乳味
・粉寒天 … 4ｇ
・グラニュー糖 … 260ｇ
・水 … 150ｍｌ
・練乳 … 大さじ1/2

＜抹茶味のベースをつくる＞
１．鍋に、粉寒天と水をいれ、かき混ぜてから中火にかける。
２．ときどきかき混ぜ、沸騰してきたらこげないよういったん火を止める。
３．グラニュー糖（210ｇ）を加え、泡立て器でよく混ぜ、再び中火にかける。
４．沸騰したら火を止め、あらかじめ混ぜておいた抹茶とグラニュー糖50ｇを加える。
５．よく混ざったら再び火をつけ、もう一度沸騰したら火を止める。
６．表面に浮いた白い泡をとる。

＜練乳味のベースをつくる＞
１．鍋に、水と粉寒天を混ぜて火にかけ、沸騰したら火を止める。
２．グラニュー糖と練乳を入れる。
３．再び火にかけ沸騰したら、火を止める。
４．粗熱をとり、とろみを少しつける（急ぐ場合には氷水につける）。

＜ヒスイのベースをつくる＞
１．練乳味の液をバットに流し入れる。
２．同じバットに抹茶味のベースを注ぎ、へらなどで軽く混ぜる。
３．ラップをかけて3時間以上、冷蔵庫で冷やし固める。

＜ヒスイの切り方と仕上げ＞
１．厚み2センチ、3.5センチ角ほどの直方体を切り出す（表面のザラザラは切り取らず、風合いとして生かす）。
２．(1)の四隅の端を、交わる辺の中心に向かって斜めにカットする。
３．向きを少しずつ変えながら、4か所同じように切り落とす（表が八角形、裏が四角形となればOK）。
４．風通しのいい場所で、3日～1週間程度下に当たる面を変えながら乾かす。

ルビーの鉱物菓子

＜材料＞（約21ｃｍ×14ｃｍ×3ｃｍのバット1個分）
・粉寒天 … 8ｇ
・グラニュー糖 … 520ｇ
・水 … 280ｍｌ
・ラズベリーリキュール … 20ｍｌ
・赤色の食用色素水 … 適量（赤の食用色素1ｇを水 小さじ2で溶いたもの）

＜色素水をつくる＞
１．食用色素1ｇを水 小さじ2で溶く。
２．茶こしでこしておく。

＜ラズベリー味のベースをつくる＞
１．鍋に粉寒天と水を溶かして沸騰させたら火を止め、グラニュー糖とラズベリーリキュールを加える。
２．泡立て器でよく混ぜたら再び中火にかける。
３．材料がよく溶け沸騰したら火を止める。
４．色素水を好きな濃さになるまで少しずつ加える。
５．表面に浮いた白い泡をとる。
６．粗熱が取れたらラップをかけて冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。

＜ルビーのカットと仕上げ＞
１．縦3センチ、横2.5センチ、厚みが2センチほどの直方体に切りだす。
２．(1)の四隅を切り落とし、八角形をつくる。
３．厚みの上部3分の1ぐらいのところに包丁をあて、八角形のすべての辺を面取りする。
４．裏側も、ひっくり返して同じように厚みの上部3分の1に包丁を当て八角形のすべての辺を面取りする。
５．風通しの良い場所で、ときおり下につく面を変えながら3日～1週間程度乾燥させる。

◆レシピ紹介

フードクリエイター 野尻知美さん（左から3番目）