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簡単!ホットプレートで世界の料理

  • 2021年6月22日

なかなか旅行にも行けない今にぴったり!ちょっと海外旅行気分を味わえる世界各地の料理をホットプレート1台で作ります。ホットプレートを使い続けて25年!料理研究家の「かめ代。」さんがおうち時間をもっと楽しくするホットプレートレシピをご紹介します。

※内寸 約幅50.5×奥行31.0×高さ2.1cmのホットプレート(平面プレート)使用。
※プレートの材質によって金属のヘラが使えないものもあるので、ホットプレートの説明書を確認してください。

煮込み風ボンゴレビアンコ

ホットプレート1台で大人数分を一気に作れるところも魅力のひとつ!煮込むことでスパゲッティの芯まで味がしみて、もちもち食感に。

<材料>(4~5人分)
・スパゲッティ(乾1.6mm 茹で時間7分) … 400g
・あさり(砂出ししたもの) … 殻つき800g
・キャベツの葉(手で一口大にちぎる 芯は薄切りに) … 大3枚(300g)
・にんにく(みじん切り) … 3かけ
・赤とうがらし(輪切り) … 1本
・オリーブ油 … 100ml
・白ワイン … カップ1/2
・イタリアンパセリ … 適量
・塩 … 少々

(あたためておく湯)
・水 … カップ5
・塩 … 小さじ1と1/2

<つくり方>
1.ホットプレートにオリーブ油(半量)とみじん切りにした にんにく、輪切りの赤とうがらしを入れていきます。入れてからホットプレートの温度を上げ(高温/250度)、じわじわと火を通します。

2.にんにくの香りが出てきたら、あさりと白ワインを回し入れ、ふたをして2~3分。
Point:ふたをして蒸し焼きに。ふたをすると早くふっくら火が通る。

3.あさりが開いたら いったん全部取り出しておきましょう。

4.ここであさりの煮汁そのままに水と塩を足してパスタを入れていきます。
Point:冷たい水分をたっぷり入れてしまうと、ホットプレートの温度がぐっと下がってしまうので、レンジとか鍋であたためた水を入れてください。

5.湯が沸騰したらスパゲッティを広げるように入れてふたをして煮込んでいきます。中温(200度)で5分。
Point:あさりの蒸し汁のなかでゆでるので、芯まで味がしみこんでおいしくなります。

6.5分たったら、一度蓋をあけ、ここにキャベツをいれていきます。水分はスパゲティがちゃんと吸い込んでくれます。

7.ふたをして2分煮込む。

8.2分たったらふたをあけ、残り半量のオリーブ油とあさりを入れてよく混ぜ合わせます。すると煮汁がちょうどよく全体に行きわたり 食べごろに!

9.保温にして、塩で味を調え、刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。

韓国風甘辛トースト

韓国モーニングの定番!具だくさんの甘辛トースト。これは、焼いた食パンの上に分厚い卵焼きとトッピングをのせ甘辛いソースで食べる料理。

<材料>(4人分)
・食パン(6枚切り) … 4枚
・モッツアレラチーズ … 200g
・バター … 60g(40gでパンを焼き、20gで卵を焼く)

<パンに塗るケチャップソース>
・ケチャップ … 大さじ4
・豆板醤(トーバンジャン) … 小さじ1
・砂糖 … 適量

<卵焼きとトッピングにかけるオーロラソース>
・マヨネーズ … 大さじ3
・ケチャップ … 大さじ3
・練りがらし … 小さじ1

・えび(ボイル) … 適量
・ウインナー … 適量

(具だくさんの卵焼き)
・卵 … 4個
・塩 … 小さじ1/2
・こしょう … 少々
・キャベツ(千切り) … 200g(1/4個)
・ハム(千切り) … 4枚
・細ねぎ(小口切り) … 1本

<つくり方>
1.味の決め手となるソースを2種類作っていきます。
・1つめはパンに塗るケチャップソース。ケチャップ・豆板醤をよく混ぜるだけ。
・2つめは卵焼きとトッピングにかけるオーロラソース。ケチャップ・マヨネーズ・練りがらしをしっかり混ぜるだけ。

2.つづいて、卵焼きの卵液を作っていきます。ボウルに卵と塩・こしょうを入れて混ぜ、そこに千切りにしたキャベツとハム、ねぎを入れて全体をよく混ぜておきます。
Point:野菜や具がたっぷりなのが韓国風トーストの特徴。千切りのにんじんや、ツナをいれるなど好みにアレンジしてOK。

3.熱しておいたプレート(中温/200度)でパンを焼いていきます。バター(40g)をたっぷりひきます。4つ切りにしたパンを並べ、両面こんがりと焼きます。焼きあがったらいったん取り出しておきます。

4.卵焼きを作っていきます。バター(20g)を広げたところに、卵液を流し入れてヘラで四角く整えます。

5.あいているスペースで卵焼きの上に乗せるウインナーとえびを一緒に焼いていきます。

6.ふたをして低温(160度)で2分。

7.えびとウインナーに火が通ったら、いったん取り出しておきましょう。

8.卵が固まってきたら、四分割にして裏返します。

9.両面が焼けたら、さらにパンと同じくらいの一口サイズに切りわけておきます。

10.卵が焼けたらモッツアレラチーズ・えび・ウインナーをのせ、作っておいたオーロラソースをかけます。これで具の部分はできあがり。

11.一方、焼いておいたトーストには、ケチャップソースをたっぷりぬって、さらに砂糖をふりかけます。

12.(11)のパンの上に、(10)の具をのせます。見た目もかわいい、韓国風甘辛トーストのできあがり!
Point:保温モードでいつまでもパンの香ばしいおいしさが続きます。

ゴロゴロ夏野菜でガパオライス

南国タイから!夏野菜のキレイな色が映えて、子どもたちに大人気の料理。

<材料>(4人分)
・鶏もも肉 … 400g
・塩(ひとつまみ)

<お好みの野菜 合わせて500g~600g程度> 
・たまねぎ … 1個
・なす … 1本
・ズッキーニ … 1本
・ピーマン … 3個
・パプリカ(赤) … 1/2個
・パプリカ(黄) … 1/2個

・にんにく … 1かけ
・赤とうがらし … 1本
・ご飯(温かいもの) … 茶わん4杯分
・サラダ油 … 大さじ1
・酒 … 大さじ2
・卵 … 4個
・バジルの葉 … 適量
・ライム … 1個

・ナンプラー … 大さじ2
・オイスターソース … 大さじ2
・砂糖 … 小さじ2

<つくり方>
1.鶏肉は2cm角に切り、塩をひとつまみもみこんでおきます。野菜は、角切りにしておきましょう。
Point:加熱を始めてから一気に仕上げるので、カットが必要な野菜などすべて切っておくとスムーズです♪

2.ホットプレートに油とみじん切りにした にんにく、輪切りにした赤とうがらしを入れてから高温(250度)にします。香りがたってきたら、鶏肉を入れて焼く。
Point:プレートは広範囲で温度が上がっているため、できるだけ食材を広げると早く火が通りやすいです。

3.鶏肉の色が変わったら端に寄せます。

4.次にあいた中央のスペースにカットした野菜をすべて入れて炒めます。

5.野菜に火が通ってきたら、鶏肉と合わせて全体的に炒めていきます。

6.酒を回し入れて蒸し焼きにします。蓋をして、中温(200度)で3分。
Point:蒸し焼きにすることで、野菜の甘みが増します。

7.全体に火が通ったら、調味料を入れていきます。オイスターソース・ナンプラー・砂糖を加えたら全体になじませながら炒めて汁気をとばします。

8.バジル(適量)も入れてさっと炒めたら具材を真ん中に寄せ、くぼみを4か所作ります。

9.くぼみに卵を落として目玉焼きを作ります。卵が好みの固さになるまで、両端にごはんを広げて待ちましょう。

10.保温にして飾りのバジルをちらし、ライムを添えたらゴロゴロ夏野菜のガパオライス 完成です。


◆レシピ紹介

ホットプレートを使い続けて25年!
料理研究家 かめ代。さん

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