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かんたん!お手軽ラテアート

  • 2021年6月2日

コーヒーに、泡立てたミルクを注いで描く“ラテアート”。一見難しそうに見えますが、実は100円ショップなどの道具を使えば簡単に作れるんです!
コツをつかめば3Dのものまで!ラテアート作りの達人に上手につくるポイントを教えて頂きます。

ステップ1 丸を描く


<基本のラテアート>(1人分)
・牛乳 … 200ml
・インスタントコーヒー … 小さじ山盛り1杯
・お湯 … 20ml
・お好みのコーヒーカップ
・計量カップ
・つまようじ
・ティースプーン
・ミルク用の泡だて器
※初心者には、コーヒーカップは底が浅く、口が広く、小ぶりなものを選ぶとよい。

<つくり方>
1.インスタントコーヒーをコーヒーカップに入れ、お湯でといておく。
※コーヒーが薄くなるとコントラストが薄くなってしまうため、濃い目に入れておくほうがよい。

2.ミルクの下準備をする。電子レンジ(600W)で1分30秒温める。
鍋の場合は中火で1分。沸騰させないようにすることがポイント。

3.ミルク用の泡だて器で、(2)を泡立てる。
計量カップを使うと分かりやすい。
★ミルクが飛ばないように、スイッチのオン・オフは必ずミルクに入れた状態で行うことがポイント!
ミルクの中でスイッチを入れ、上下に4回ほど揺らし、牛乳が200mlから300mlになるまで泡立てる。さらにそのまま15秒ほど泡立てる。
★このとき、ミルク用の泡だて器は動かさないように注意する。

4.(3)をコーヒーカップに入れ、絵を描いていく。最初は10cmほどの高さからミルクを注ぎ、そのあとミルクを注ぐ高さを下げることで、注ぐ勢いが弱まり、泡を含んだミルクが表面に広がって丸が描ける。

5.丸が描けたら、模様を描いていく。ラテの部分をつまようじですくい、鼻や目、口を描いていく。

6.残っているミルクをティースプーンですくい、耳をのせたら完成。

★点のかきかた
つまようじでラテを少しすくって浅くさすと、小さな点が描ける。
深くさすと、大きな点になる。
★線のかきかた
線が交わる部分はつまようじを使って、少しずつ線が交わらないようにかく。

ステップ2 みつばち

★ステップ1の「丸」の応用編!
丸の大きさを変えるだけで、みつばちを描けます。


1.コーヒーとミルクは、ステップ1と同じ要領でつくっておく。

2.丸を描く位置をコーヒーカップの端のほうに変えて注ぎ、ステップ1で丸をつくったときよりも、ミルクを注ぐ量を減らすと小さな丸が描ける。

3.(1)でつくったミルクの残っている泡で、はちの体の部分の丸をつくる。

4.(2)の小さな丸をはちの顔に見立て、つまようじで上に引っ張りあげて触覚を描く。つまようじを一度ふき、2本目の触覚を描く。

5.はちのおしりを、真横にひっぱるようにして描く。

6.(2)で描いた小さな丸に、目・鼻・口を描く。

7.(3)でつくったからだの部分に、周りのラテの部分をすくってはちのからだの線を描けば、出来上がり。

ステップ3 ハート

★ステップ1の丸の変化形!
計量カップをさっとずらすようにして注ぐと、ハートが描けます。


1.コーヒーとミルクは、ステップ1と同じ要領でつくっておく。

2.基本の丸と同じようにミルクを注ぐ。計量カップをコーヒーカップに近づけたら、計量カップをさっと反対側にひっぱるようにしてミルクを注ぎ、ハートを描く。

3Dのラテアート

★ステップ1の変化形!
コツは、泡を多めに、かために作ること。3分放置させるのがポイント。

アイスラテアート

★かための泡で土台を作れば、3Dアイスラテも出来ます!


<材料>(1人分)
・アイスラテ … 適量
・氷 … 適量
・インスタントコーヒー … 少々
・お湯 … 少々


★アレンジ編
コーヒーが苦手な方は、抹茶とココアでも作れます!
<分量>
抹茶の場合 → ミルク200ml:抹茶小さじ山盛り1杯
ココアの場合 → ミルク200ml:ココア小さじ山盛り1杯

 

◆ラテアート紹介

ラテアーティスト&バリスタ 茅島亜紀さん

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