ひるまえほっと

  • 2021年4月26日

“コロナ禍で増える”女性の尿もれ!最新対策

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女性にとって、身近な悩み「尿もれ」。 
多くの女性が悩んでいる尿もれについて、専門医に詳しく教えてもらいます。 
なんと、コロナ禍の運動不足やストレスも、尿もれの原因になるというんです。 
自宅で、自分で改善することができるエクササイズも併せてご紹介します!

女性に尿もれの悩みが多い理由

1.尿道が短い 
男性の尿道は15~25センチなのにたいし、女性の尿道は4~6センチと短い。 
下向きでまっすぐなので、腹圧に抵抗しづらい。

2.筋肉量 
子宮や膀胱、尿道を支えている「骨盤底」は、筋肉、靭帯、皮下組織からなるひし形のプレート。 
「骨盤底筋」は筋肉。 
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、加齢でさらに筋力が低下する。 
コロナ禍における運動不足も、原因になる。加齢や運動不足でも筋力が低下する。

3.妊娠・出産 
妊娠すると「骨盤底」に子宮の重さで負荷がかかり、出産時には骨盤底を損傷するため、出産直後の9割が尿もれを経験。大半は傷の回復と共に改善するが、加齢による筋肉量の低下で、40~50代で傷による症状が再発することが多い。

女性に多い尿もれの種類

1.腹圧性尿失禁 
せきや大笑い、重いものを持つなどの動きで尿もれする。

2.切迫性尿失禁(過活動膀胱による) 
急に尿意に襲われる症状。この症状の7~8割はトイレに間に合わず、失禁した経験を持つ。 
コロナ禍におけるストレスも、過活動膀胱の一因に。

3.混合性尿失禁(腹圧性と切迫性の両方の症状が現れる)

おうちで尿もれ対策 骨盤底筋エクササイズ

尿もれに悩む多くの人は、骨盤底筋エクササイズで改善できる!

1.骨盤底筋を締める感覚を確かめよう!

2.骨盤底筋を締める持久力を鍛える!

女性ホルモンの低下でおこる「GSM」とは

GSM(閉経関連尿路生殖器症候群) 
膣(ちつ)・外陰部の粘膜や皮下組織が委縮する症状。中年以降女性の約半数に症状が出ていると報告されている。

GSM対策

1.フェムゾーンの保湿 
・フェムゾーン(膣(ちつ)・外陰部)の委縮を防ぐには、粘膜と皮膚は湿っているほうがいい。 
・お風呂からあがったら、顔よりも先に保湿剤をつけてほしい。 
・ボディ用保湿剤でOK。 
・最近は、フェムゾーン専用の保湿剤もある。 
・クリニックで処方する保湿材には、女性ホルモンが入っているものも。

2.綿のパンツをはく 
・適度に保湿をしてくれて刺激が少ないので、おすすめ。

関口さん 
「男性も女性も、3か月間セルフチェックをして、悩みが消えなかったら泌尿器科に相談を。100%ではなく80%改善をめざして、日常生活やお出かけを楽しめるようになってほしい」

◆リモートゲスト 

泌尿器科医 日本泌尿器科学会専門医 女性医療クリニックLUNA 理事長 
関口由紀さん

◆エクササイズ紹介 

女性医療クリニックLUNAネクストステージ 理学療法士 
笹岡愛加さん

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