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皆さんの「スタート」を応援する本

  • 2021年4月23日

今回からブックレビューコーナーをリニューアル!
新設「中江有里の本棚」では、中江さんが最近読んだ本の中から数冊ピックアップ。
今回は「スタート」をテーマに、7冊を「中江さんコメント」と共に紹介します。
その中で深堀りするのは2冊。
皆さんの「スタート」を応援したり、辛いことがあっても一歩を踏み出せるような、前向きな気持ちをくれる本を紹介します。

【番組で紹介した本】

『マナーはいらない 小説の書きかた講座』
著者:三浦 しをん
出版社:集英社

人気作家「三浦しをん」が、小説の書きかたを的確かつ楽しく伝えます。
構成の仕方などの基本からタイトルのつけ方など、24皿のフルコース料理に見立てて指導してくれます。自身の作品を題材に、推敲方法やこぼれ話も惜しみなく披露した、ファンにもたまらない1冊です。

中江さん「小説の書きかたが分かると、読みかたも分かるようになり、読書がより深く楽しめるようになる。描写は視点の置く場所によっていろんな方法があり、文章でこれだけ表現できるということを具体的に教えてくれるのがすばらしい。」

 

『9月9日9時9分』
著者:一木けい
出版社:小学館

バンコクからの帰国子女である高校1年生の漣。日本の生活に馴染めないでいたなか、初めて恋をしたのは、家族には許してもらえない相手だった。日本とタイを舞台に、高校生どうしのみずみずしい初恋を描きつつ、現代の社会問題にも切り込んだ、長編小説です。

中江さん「単なる恋愛小説ではなく、読む前と後で印象がまったく違う。主人公が恋に落ちる瞬間の描写がすてき!初恋のみずみずしい描写にキュンとしつつ、社会問題にも正面から立ち向かった姿に、成長を感じる。」

 

『渋沢栄一「青淵論叢」 道徳経済合一説』
著者:渋沢栄一
編・訳:鹿島茂
出版社:講談社学術文庫

中江さん「渋沢の倫理・経済・政治・人生観。何かをスタートする人たちへ。」

 

『Story for you』
編:講談社

中江さん「3分で読める掌編小説。1日の終わりにおすすめ。」

 

『ぼく自身のノオト』
著者:ヒュー・プレイサー
訳:きたやまおさむ
出版社:創元社

中江さん「自分自身って何だろうと考えたいときに開きたい1冊。」

 

『料理と利他』
著者:土井善晴・中島岳志
出版社:ミシマ社

中江さん「料理研究家と政治学者の対談。料理することが楽しくなる1冊。」

 

『三度目の恋』
著者:川上弘美
出版社:中央公論新社

中江さん「千年の時を超えた恋愛小説。今の恋愛観に苦しんでいる人に。」


【案内人】
☆女優・作家・歌手 中江有里さん

1973年大阪生まれ。1989年芸能界デビュー。
2002年『納豆ウドン』で第23回BKラジオドラマ脚本懸賞最高賞受賞。
読書家としても知られ、NHK-BS「週刊ブックレビュー」で長年、司会を務めた。
近著に小説『残りものには、過去がある』(新潮社)、『トランスファー』(中央公論新社)など。2019年より歌手活動を再開。

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