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新型コロナ みんなの “困った” にこたえます ~家庭内感染・マスク~

  • 2021年1月14日

緊急事態宣言が再び出され、さまざまな不安の声が寄せられています。家庭内感染の対策やマスクの取り扱いについて、感染症専門医の水野泰孝医師に話を聞きました。

家庭内感染の対策について

Q. 医療従事者なので、家に持ち込まないか心配です。子供へのリスクは低いと思いますが…
Q. 夫が電車に乗ったり、一日中多くの人に会うので心配です。帰宅したらすぐにお風呂入ってほしい。

とにかく手をきれいにするようにしましょう。
玄関にアルコール消毒液を置いておくことがおすすめです。
しっかり対策したいという方は、食事の時間をずらす、食事中会話を控える、距離をとって話すようにしましょう。

Q. 帰宅すると、玄関でアルコール消毒してから手洗いをしています。
 家族からは逆じゃないの?といわれ、正しい順番が知りたいです。

消毒と手洗いはどちらかがしっかりとできていれば両方する必要はありません。
洗面所にたどり着くまでに、いろいろなところを触る可能性があると思われますので、家の中に持ち込まないという意味では、玄関で消毒したほうが安心だと考えられます。

Q. 万が一、同居家族から感染者が出た場合、ほかの家族を濃厚接触者にしたくありません。
 どうすれば濃厚接触者にならずにすみますか?

国では、必要な感染予防対策をせず「発症の2日前から、1メートル以内で15分以上接触した人」を濃厚接触者としています。
家庭内で感染者が出た場合、同居者は原則的に濃厚接触者にあたります。
感染リスクを極力減らすためには、

1.部屋を隔離する
2.一緒に食事をしない
3.家族も常にマスクをする(できなければ会話をするときは極力離れる)
4.感染者は最後に入浴する
5.自分が触ったところはすべて消毒する

※自らがしっかり対策をとることで感染リスクを低くすることが可能です。

Q. 受験生の子どもがいます。
 子どもとはタオルを別々にしたり、枕カバーなどの寝具は毎日洗ったほうがいいですか?

タオルは手や顔をふくものなので、別々にしたほうが確実でしょう。
寝具やリネン類は共有していなければ問題ありませんが、体液などが付着した場合には、洗濯をしたほうがいいでしょう。

小さい子どもの感染予防対策について

Q. 子どもが顔をべたべた触ったり、マスクをとってしまったり、子ども同士の距離が近いのが心配です。
Q. 子どもがありとあらゆるものをなめます。小さいのでマスクやうがいもまだできません。
 手洗いのタイミングや頻度を教えてください。

乳児が感染するリスクは低いと言われていますので、過剰な対策は不要だと考えます。
むしろ両親が持ち込むことが多いので、保護者が飲み会などリスクの高い場所に行った場合は、一週間程度は極力接触をさけることのほうが重要です。

マスクをしないと不安という方は、マスクに絵を描くなど、子どもたちがつけやすくなる方法を工夫してみましょう。

Q. 公園で遊具を触ったり、口でなめたりすることがあるから心配です。砂遊びもできません。
屋外なので、密にならなければ感染のリスクは低いと考えられます。
遊具などを触ったあとは、公園に手洗い場があれば、そのつど手洗いをするよう指導しましょう。
手洗い場がない場所では、携帯用のアルコールジェルを持ち歩くなど工夫して対策してください。

マスクの取り扱いについて

Q. 飲食のときなど、マスクをとったりつけたりしていますが、よい保管方法はありますか?
ジッパー付きの袋を活用するのはいかがでしょうか。
食事をしながら話をする際は、マスクにこだわりすぎず、ハンカチやタオルなどで口をおさえて話をすることでも感染のリスクを抑えることができます。

◆回答


日本感染症学会専門医医師 水野泰孝さん
グローバルヘルスケアクリニック 院長
東京都千代田区麹町3-12-2麹町MSビル
電話:03-3222-8832

休診日 土曜午後、日曜、祝日、第3水曜

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