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コロナ禍の運動不足 けん玉で解消!認知症予防も

  • 2020年9月1日

新型コロナの影響でなかなか外に出られず運動不足に悩む人が多い中、いま注目を集めているのが“けん玉”!楽しく遊べるだけでなく、運動不足やストレスの解消、さらに認知症予防も期待され、人気が高まっています。初心者でも楽しく運動効果を実感できる方法を達人に教えてもらいます。

なぜけん玉で健康に?

手先で遊ぶおもちゃというイメージがあるが、けん玉は「全身運動」。
室内でも足腰を鍛えながらストレスを発散でき、運動不足を解消できる。
複雑な技を習得するために練習を重ねたり方法を工夫したりすることによって脳が刺激され、認知症予防への効果も期待されている。

■持ち方のポイント

※手や指に力を入れず、軽くつまむようにして持つのがコツ

■「お手玉ジャンプ」

玉を手から離したり、握ったりする動きなので、手の筋肉がほぐれつつ動きもシンプルで、膝の屈伸に注意がいきやすくなります。
「けん玉スクワット」をからだになじませましょう。
膝の動きが重要「けん玉スクワット」
普通のスクワットと比べて膝を曲げる角度が小さいので、膝と腰にかかる負荷が少なくてすみ、膝と腰が強くない人でも少しずつ鍛えることができます。

■「手のせ大皿お手玉」

大皿に玉をのせる技です。
リズミカルに玉をのせることで、膝の屈伸と手の動きを連動させるように動かします。

■「大皿ジャンプ」

玉をあげる時に手を使うのではなく、膝を伸ばす勢いを利用します。
玉をキャッチするときは、膝をしっかり曲げると受けやすくなります。
※からだのバランスをとりやすくする効果もあります。

■ちょっと難しい技にも挑戦!「大皿」「中皿」「とめけん」

「お手玉ジャンプ」や「大皿ジャンプ」など、膝を曲げたり伸ばしたりしながら自分の好きな技を行い、準備運動も含めて毎日10分ほど行うと、健康効果が期待できます。

けん玉の「もしかめ」の動きを10分行うと、10分ウォーキングをしたのと同じ運動効果があります。

■けん玉を教わった達人

日本けん玉協会 理事 吉本秀一さん
(理学療法士・作業療法士)
 

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