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あなたは大丈夫?テレワークによる目の不調

  • 2020年6月29日

テレワークや外出自粛の影響でパソコンの使用が増え、目の不調を感じる人、多いのでは?放っておくと角膜が傷つきやすくなり、さまざまな障害がおこる危険性も…。自宅でできる対策を専門家に聞きました。

画面の見過ぎに注意

パソコンやスマートフォンの画面など近い距離を見続けて、目の筋肉が疲れる “眼精疲労” や、まばたきの回数が減って乾燥しやすくなる “ドライアイ” を誘発する恐れがあります。

眼精疲労は、目のかすみ、まぶしさ、充血などの目の症状のほかに、頭痛・肩こり・吐き気などで、全身にまで影響が出てくる可能性も。
またドライアイは、放っておくと角膜が傷付きやすくなり、さまざまな障害が起こる可能性が高まります。

眼精疲労とドライアイのチェックリスト

1.目の不快感(ショボショボ、ゴロゴロ)→ドライアイ 2.ピントが合いにくい →眼精疲労 3.目がかすむ →眼精疲労&ドライアイ 4.目を開けているのがつらい →眼精疲労&ドライアイ  5.目が重い →眼精疲労&ドライアイ

自分の目をチェックしてみてください。
(1)はドライアイ、(2)は眼精疲労、そして(3)(4)(5)はその両方である可能性が高いです。
ドライアイ・眼精疲労の度合いは一緒でも人によって感じる症状は違います。気になる人は早めに眼科を受診してしっかり原因を調べてみてください。

目を守るために必要な5つの “K”

5つの “K” とは、空調・光量・距離・角度・休憩のこと。これらに注意して目をいたわりましょう。


【空調
目が乾かないように、クーラーや扇風機の風が直接顔に当たらないようにしましょう。
テレワークや自粛中だからこそ、自分で風量や風向きを調整してください。

【光量】
ここでいう光の量は、まず部屋の光のこと。部屋が暗すぎても明るすぎてもダメです。
特にリビングなどは明るさが時間帯によって変わるので眼精疲労の原因になります。時間によって明るさの差がない場所に移動したり、遮光カーテンを引いたりして、光量が一定になるように心がけましょう。
パソコン画面と周囲の光に差がありすぎるのも目に負担です。画面の明るさを調整して自分の感覚で文字が見やすい状態にしてください。

【距離】
姿勢は、椅子に深めに腰掛け、肩が丸くなったり反りすぎないようにしましょう。
背筋と首も伸ばした状態で、パソコンの画面と目の距離は30~40cmが理想です。スマートフォンでは最低でも30cmほど距離をとりましょう。

【角度】
画面を見る角度は水平視線よりやや下、80度くらいが理想です。目線がやや下をむくことで涙の蒸発も防いでくれます。
また、視力のいい人が常に近くを見ようとすると眼精疲労が出やすくなります。視力がいい分、不調の原因が目からくるものだと気づかない人も多いので、普段から適正な距離・角度をとるように心掛けましょう。

【休憩】
おすすめの休憩方法は、「遠くを見る」「目を閉じる」「目をあたためる」の3つです。
「遠くを見る」は、5mくらいでOK!室内でも、とにかくパソコンより遠いところを見てください。
「目を閉じる」は、1時間に10分が理想ですが、難しいときは1分でもいいので、気づいたときに目を閉じましょう。
「目をあたためる」は、温かいおしぼりや市販されている商品などで目をあたためてください。血行促進による疲労回復や、油膜の分泌促進で涙が乾きにくくなることが期待できます。

 

■目のケア紹介

順天堂大学医学部附属静岡病院 眼科 先任准教授
土至田 宏さん
〒410-2295 静岡県伊豆の国市長岡1129
電話:055-948-3111

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