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新型コロナに負けない!この夏の肌対策

  • 2020年6月23日

ことしも暑~い夏がやってきます。しかし、去年までと違うのが新型コロナ対策。マスクによる肌荒れや、アルコール消毒のしすぎで手荒れするなど、肌の悩みを訴える声が…。皮膚科医の吉木伸子さんに、ことしの夏、すこやかお肌で過ごすためのポイントを聞きました。

マスクによる肌荒れ

新型コロナ対策でことしは夏でもマスクが欠かせなくなっています。最近、吉木先生のクリニックにはマスクによる肌荒れを訴えて来院する患者が増えているそうですが、過敏になりすぎている印象があるとのことです。肌荒れがマスクによるものとは限らないので、原因を考えて対策することが必要です。
では、マスクの大きさや素材で肌に与える影響は変わるのでしょうか?クイズ形式で見てみましょう。

【肌にやさしいマスクの大きさは?】

答え:横幅 長いマスク(ゴムひもを含む)
・横幅が短いと顔に強く当たる。しゃべるときに頬骨やあごの部分がすれて傷ができ、そこからニキビができることも
・適度なフィット感のあるマスクを

【肌にやさしいマスクの素材は?】

答え:肌に合う素材は人それぞれ
・肌に合う素材は人により違う
・肌荒れで悩んでいる人は、いろいろ試して自分に合うものを
・マスクのワイヤーで金属アレルギーを起こすことも
・縫い目による肌のこすれもチェック

肌バリアが大切

肌バリアがしっかりとした健康な肌ならば、マスクの影響を受けることもありません。

肌の表面には角質細胞がレンガのように数十層、積み重なっています。その細胞の間を「セラミド」という脂質が埋めています。
このレンガ構造がバリア機能になって外の刺激が入ってくるのを防いでいますが、洗い過ぎやスキンケアを間違うとバリア機能が低下してマスク荒れを引き起こします。

肌の表面をしっかり守るにはどんなスキンケアが必要でしょうか。
【吉木先生オススメの洗顔料は?】

答え:せっけん(洗顔用)
・洗顔用の固形せっけんがオススメ
・レモン1個分の泡を立てる
・こすらずサッと洗う
・朝もせっけんで洗顔して寝ている間に出た皮脂を落とす
・敏感肌用、乾燥肌用など自分に合ったせっけんを使う

【洗顔のあとは保湿を忘れずに】
・肌バリアを保護する成分のセラミドが入った美容液がオススメ
・化粧水はその成分のほとんどが水なので、時間がたつと蒸発してしまう
・化粧水の上にクリームやオイルなどを塗ってもすき間から水分が蒸発してしまう

手洗いや消毒のしすぎによる手荒れ

こまめな手洗いやアルコール消毒で、手がカサカサになったり、荒れてしまう人もいます。
手が荒れてしまうと肌の表面が傷つき、雑菌やウイルスが繁殖しやすくなって、これからの季節は食中毒の原因になってしまうこともあります。
手を洗ったらきちんと保湿することが大切です。

【手荒れを防ぐ手洗いと保湿の方法】
・外出先から帰ってきたあとや食事の前など、手洗いや消毒は適切なタイミングで
・消毒した後はこまめにハンドクリームで保湿
・日中は少量をこまめに(手を洗ったら毎回)
・夜は指1本分ほどの量を使い、ひじから指先に向けて血行を促すようにマッサージしながら塗る
・水仕事をするときにはゴム手袋を

【肌にとって大切なこと】
・肌の潤いとはどういうことか意識してスキンケアをする
・バランスのよい食事と十分な睡眠をとる
・ストレスを減らすことが肌にとっても大切

■肌のお悩みアドバイス

皮膚科医 よしき皮膚科クリニック銀座 院長
吉木伸子さん

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