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再生野菜 “リボベジ”を楽しもう

  • 2020年6月1日

料理をした後に捨ててしまいがちな野菜の茎や根の部分。この部分を栽培し、新たに育った部分を食材として食べるリボーンベジタブル、通称“リボベジ”。家で過ごす時間をより充実させようと、再び注目が集まっています。初心者でも簡単な「豆苗」「バジル」「クウシンサイ」の育て方のコツを家庭菜園の専門家に教えてもらいました。

【豆苗】

豆苗は、グリンピースの新芽。初心者にも育てやすい。

1.小さな葉が伸びている部分「わき芽(わきめ)」を残して切る。
※切る際には上に引っ張らず種が動かないようにする。

2.浅めのお皿に入れ、白い根の半分くらいの部分まで水を入れる。
※種のところまで水を入れてしまうと、種がとけたりカビてしまう。
 毎日水替えをする。

3.日当たりのいい明るい室内で育てる。
※豆苗は暑すぎてもうまく育たないので、夏場の直射日光が当たる場所は避けたほうがいい。

1週間後

今の時期や秋、冬、春なら2回くらい収穫できる。
※2回目を始める時、種にカビなどが生えていたら止める。
水を清潔に保つことがとても大切なので、暑くなる時期はできれば1日2回水を替える。

【バジル】

バジルは暑さに強く、初心者にもおすすめの料理用ハーブ。
水で育てて根が出たら土に植える。(世話も楽で秋まで収穫が続く)

1.茎の先端から8cm~10cmくらいのところを、茎をつぶさないように斜めに切る。
料理に使う葉は付け根から新芽を傷つけないように切り、新芽は残しておく。
※茎を斜めに切ることで水の吸い上げ面積が大きくなる。

2.瓶に茎の半分くらいがつかる程度を目安に水を入れて、明るいところに置く。(蛍光灯の光でもよい)
※これからの季節は水温が高くなって雑菌が繁殖しやすくなるので、水替えは毎日行う。

3.1週間ほどたつと少しずつ根が出始めて、20日ほど経つと根はしっかりとしてくる。

4.紙パックを用意し、底に水抜きの穴を3箇所あけて、土を半分くらいまで入れる。
 バジルの根を少し広げるようにして乗せて植え付ける。
 根を安定させるため、土をかるく指で押してから、足りない部分の土をたす。

5.3日間くらいは半日陰におき、それ以降は日当たりのいいところに置く。
※この時期の水やりは、2~3日に1回くらい。

紙パックのままだと根が十分に伸びないので、少しだけ茎を持ち上げて抵抗があればパックを破って根を崩さないように大きな植木鉢に植え替える。(さらに根が伸びて長く収穫できる)


【クウシンサイ】

暑さに強い野菜で、育てやすい。バジルと同様に、根が出てきたら土に植え替えることで
秋ごろまで収穫を楽しめる。
 

1.茎の先端から、長さが13センチ前後になるように切る。バジルと同じように先端は斜めに切る。(茎の部分でも新芽の部分でもリボベジできる)
 食べる部分の大きな葉はとって、新芽の部分を残す。

2.茎がつかる程度に水を入れ、日当たりのいいところにおく。
 1週間~10日ほどで根が出てくる。

3.バジルと同じように紙パックに土植えしてさらに根を伸ばす。
 茎を少し持ち上げて根がはってきたなと感じたら、大きな植木鉢に移す。

クウシンサイは湿地帯で育つ植物なので、水やりを忘れないようにする。
茎が長くなってきたら、30cmくらいのところで一度切って食べる。
残った茎からわき芽が伸びて葉の数が増え、繰り返し秋まで収穫できる。

◆リボベジの育て方を教えてもらった専門家

ガーデニングクリエイター たなかやすこさん
家庭菜園歴25年。ベランダで25種類以上の野菜を育てています。
各地でワークショップなども開催し、幅広く活動を行っています。

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