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衆議院千葉5区補欠選挙告示 候補者第一声 初日に何を語った?

  • 2023年04月11日

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前の議員が「政治とカネ」をめぐる問題で辞職したことに伴う衆議院千葉5区の補欠選挙は、11日告示され、7人が立候補しました。

立候補したのは

衆議院千葉5区の補欠選挙に立候補したのは、届け出順に、ご覧のかたがたです。

▼自民党の新人で公明党が推薦する元国連職員の
英利アルフィヤ氏(34)
▼国民民主党の新人で元浦安市議会議員の
岡野純子氏(44)
▼政治家女子48党の新人で元信用金庫職員の
織田三江氏(41)
▼立憲民主党の新人で元千葉県議会議員の
矢崎堅太郎氏(55)
▼日本維新の会の新人で一般社団法人代表の
岸野智康氏(28)
▼共産党の元衆議院議員で党中央委員の
斉藤和子氏(48)
▼無所属の新人で元市川市議会議員の
星健太郎氏(43)

各候補者は、届け出のあと、市川市内や浦安市内で演説を行い、選挙戦がスタートしました。
候補者が届け出後に初めて語った内容を書き起こしました。

英利 アルフィヤ氏(自民・新)

【身が引き締まる思い】
皆さまこんにちは。本日は本当にお忙しい中、こんなにたくさんの皆さんにお集まりいただき、ことばにならないほど身が引き締まる思いであります。ここにいらっしゃる皆さま、国会議員の皆さまから県議会議員の先輩方、そしてすべての市議会議員の先輩方、そして先輩方の秘書の方々、そして英利アルフィヤ事務局のスタッフの皆さま。そして本日いらっしゃる企業・団体の皆さま。皆さまおひとりおひとりのおかげで、きょうというこの日を迎えることができました。改めまして本当にありがとうございます。私は、昨年の参議院議員選挙に全国比例で立候補いたしました。昨年も6週間の政治活動という短い活動でございましたが、その中で本当に政治家ひとりを世に送り出すために、私の場合、落選となりましたけれども、私本人の力不足により、落選となりましたけれども、ひとりの候補者をまず選挙に出すということ、そしてひとりの政治家を誕生させるということ、本当にたくさんの人々のお力があって、初めてかなうものなのだと肌で感じましたし、今回も感じております。

【ウクライナ侵略 国連で対応する日々】
私、英利アルフィヤは、つい去年まで国連で勤務をしておりました。参議院議員選挙に立候補する直前まで、ウクライナ侵略に対応する日々でございました。ウクライナの地図を国連の自分の事務所のデスクで広げ、侵略初日から、安全保安担当の補佐官だったんですけれども、初日から、この町も侵略されていった、ここには原子力発電所があるけれども、攻撃されてしまうのだろうか。この町を通って避難民が逃げなければいけないけれども、そこに国連職員が送れない。非常に残酷なことが起こっているのに、何もできない。国連という組織、そしてわれわれ人間の志だけでは、理不尽さを止めることができない。そのようなむなしいことを、毎日毎日、国連の事務総長や事務次長に報告する日々でございました。24時間態勢で土日もなく毎日、国連のスタッフが安全に、避難が必要な方々に援助ができるよう、避難・援助が届くよう、頑張っていく毎日でした。その中で、私自身、北九州で生まれ育ち、日本のこの平和、安全・安心できる暮らしというものに恵まれて育ちましたから、われわれの日々の暮らしの安定、安心できる生活、何も恐れずに行動ができる、移動ができる、そのような一つ一つのことの重要さを改めて感じましたし、これはかけがえのないものだと実感しました。

【多様な世代が活躍する地域】
しかしその中で、わが国の民主主義では、まだまだすべての国民の声が届いていないのではないか。例えば、若い政治家もまだまだ足りません。女性の政治家もわが国では非常に少ない。衆議院議員の女性の比率はわが国では10%にまだ至っていません。わが国の人口の半分が女性なのに、10%にも至らない。そのようなところにも危機感を持ちました。そして私自身、北九州で生まれ育ったということもありまして、わが国がどのように多様な国か、肌で理解しております。ここ、市川・浦安で活動させていただくにあたって、そして本八幡に拠点を移し、1か月以上がたちましたけれども、本八幡でお総菜を買って、自身の拠点に戻って、そのような生活をする中で、私が生まれ育った北九州と似たところもたくさんあると実感しております。市川・浦安も非常に多様な地域でございます。いろんな産業の方々がいらっしゃいます。例えば市川では川向こうは東京なのに、わが国で誇れる、梨の産業があります。ドバイにも出荷している。そして市川のお米はコーシャ認証も受けて、ドバイからイスラエルへの輸出も見込めると。このようなこともお伺いしております。また、いろいろな組合の方々にお会いさせていただくにあたって、保育士の方々、看護師の方々、お医者様の方々、そしてわれわれ30代40代の世代の市川・浦安から東京に勤務する方々、いろんな多様な方々が、そしていろんな世代の方々が、活躍されている地域でございます。

【多様性に寄り添い 国力を育てる】
多様性というと、よくいまの日本にあるこの秩序を乱すのではないか、そのような議論がされることがあります。私は全くそう思いません。日本は古来から、そしていまも本当に常に多様な国であります。このわが国が誇れるいろんな日本人の姿、お医者様から看護師の方々から、タクシーの運転手から、トラックの運転手から、働く女性、働く男性、子育てをする男性、育児をするおじいさま、おばあさま。ひとりひとりが生きやすく、その方々の声が届く。そういう民主主義になっていかなければならないと私は思っています。わが国のこのような多様性は、わが国の国力であります。そして、この多様性をわが国から、わが国に従来からあるこの国の優しさ、調和・平和。このような和の精神。この精神にもう一度戻り、優しさを基盤とし、多様性に寄り添い、日本の国力を育てていく。そのような国に、国づくりに貢献していきたい。そして地域づくりに貢献していきたい。そう思っています。浦安ではいろんなベンチャー企業もあります。若い世代がたくさん活躍している姿もあります。日々エネルギーをいただいています。その中で川向こうは東京なのに、東京と比べると、いろいろな格差があるというお声もお伺いしております。社会保障、特に子供たちに向けた社会保障、こちらの格差是正にもしっかりと取り組んでいきたいと思っています。私は国連で5年強、勤務してまいりましたけれども、本当に国際社会の秩序を保つには、ひとりひとりが取り残されない社会を築くことが重要だということを、日々感じて働いてきました。わが国でも同じでございます。子どもたちが、誰ひとり取り残されない。働く男性・女性が、誰ひとり働きづらさを感じない。育児をする男性・女性が、誰ひとり子どもが育てにくいと感じない、子育てを楽しいと感じることができる。そのような社会をつくっていかなければならない。国政で、国としてナショナルミニマムを、誰ひとり取り残さない社会保障をつくっていかなければならない。そう思っています。

【経済立て直し未来への希望を】
わが国はいま大変な時期にありますし、これからも大変な時期に突入してまいります。私の両親はいま大網白里に住んでおりまして、実家がそちらにあるんですけれども、われわれの千葉県、そしてわが国全体、そしてもちろんここ浦安・市川では、まず、現在に安心がもてる生活が、暮らしが必要だと感じていますし、その暮らしをしっかりと守っていく覚悟が必要だと思っています。防災、減災、護岸の整備。少子高齢化社会の到来に向けた抜本的な働き方改革。子育てへのサポート。そして独身世代へのサポート。また、物価の高騰による皆さまの生活を脅かしているいまの経済の状況を、短期的に、中期的に、そして長期的にわが国の経済を立て直す動きが必要だと思っています。日銀での経験を生かして、しっかりとそのような取り組みにも頑張っていきたい。そう思っています。そして次に、未来への希望が必要だと思っています。若者世代、そしてすべての世代の方々が、わが国の未来を考えたときに、日本がリーダーシップをとっている姿、日本が世界で輝いてる姿、そしてわれわれひとりひとりが日本人として生き生きとしている姿、それがイメージできる、そのような国づくり、地域づくりをしたいと思っています。市川・浦安市のゼロカーボンシティ、この取り組みを含め、環境保全・気候変動への中長期的な対応、そしてデジタル化、ベンチャー企業への支援、市川・浦安へのインバウンドツーリズムの増加。そのようなものにも取り組んでまいりたい。

【日本を立て直す力を】
そして最後に、わが国にはいま、力強いこの国を守る姿勢、勇気のある政治が必要だと思っています。自身の国連での経験もそうですけれども、私自身ルーツが、ウイグルという場所にあります。ウイグルは民族の主権、領土の主権、言語の主権、このようなものを失ってしまった場所です。私自身、大学院でウイグル研究をしておりました。中央アジア、特にウイグルを研究するにあたって、そしていまのわが国の状況を見るにあたって、絶対に、絶対に、絶対に、この議席は守らなければならない。わが国を守れるのは、わが国のこのすばらしい優しさ、国民性、安全性、平和。これを守っていけるのは、自民党と公明党の連携のみでございます。絶対に、台湾有事も目の前にあるかもしれない。ウクライナ侵略はわが国にとって他人事ではありません。そして国内でも問題が山積みである中、先ほどご紹介にもありました通り、いまの政権の安定、そしてこの議席を何としてでも保守する、これが大事でございます。この1か月間、いろいろな先輩方から、選挙は戦だと教わりました。日本で唯一できる戦争は、選挙なんだと。それが、いまも未来も本当であってほしい。私は心から、心から、いろいろな紛争地域を見てきた上で、そう思っています。この戦、負けるわけにはいきません。そのためには皆さまおひとりおひとりのお力が必要です。どうか英利アルフィヤを国政に押し上げていただき、もう一度優しい社会を基盤とした、世界で誇れる、リーダーシップのとれる、そしてアジアで最も経済力の高い民主主義である日本を立て直す力を、皆さまの力をお貸しください。ぜひ、ぜひとも、ぜひとも、助けていただいて、市川・浦安のために、そしてわが国の現在のために、未来のために、力強い外交安全保障のために、お力をお貸しください。助けてください。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。一生懸命頑張ります。

(午前10時半ごろ、市川市内のホテルにて)

岡野 純子氏(国民・新)

【認められる政治家を目指して】
先ほど、立候補が無事、届け出が終了いたしました。掲示板は2番、岡野純子、立候補させていただきました。ようやくこのときが来ました。公認が決まったのが昨年の年末。ここまで3か月半、皆さんのお支えなしにはこのスタートラインに立つことすらできませんでした。まずもって心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。私が政治家となったのは東日本大震災発災直後の統一地方選挙での市議会議員当選、あれから12年が経ちました。いろんなタイプの政治家がいるわけですけれども、私はとにかく認められる政治家になりたいと思いました。つまり、どこかの政党に属しているからとか、あの人は飲んだことがあるからとか、そんな理由で応援されるのではなくて、岡野はいい仕事をしてる、例えば別の政党の人であっても、何らかの理由で私をよく思わない人であっても、だけど岡野の仕事ぶりだけは認めざるを得ない、そういう人物になりたいと、これまで心がけてきました。そのためには独りよがりの政治をしていてはいけないと思って、とにかく私は先ほど代表の話にもありました、人に会って話をきいて皆さんの声をきくことを12年間繰り返してきました。おじいちゃん、おばあちゃんの声、商店のおじさんの声、いろんなイベントにも行って、いろんなサークル、いろんな団体、いろんな事業者の方、そうした皆さんの声で私は育てられて、いまここに立っています。いまこうやって案内のアナウンスがあります。この中にあった電話詐欺の話も、自転車の盗難の話も、ひったくりの話も、空き缶のポイ捨ての話もすべてこの12年間の中で、市議会で取り上げて、みんなでどうやってしていけばいいのかと、検討しあったものばかりです。こうやって皆さんの生活に密着した声をたくさんきいて、これまで一部は解決した、一部は実現できなかったことがあったけれども、少しでもこの町を前に進めることができたという自負があります。12年間、皆さんが私に寄せてくださった声というのが政治家、岡野純子の宝であります。そして、少しでも前にこの町を暮らしやすくするために進めてきたという自負が、私、岡野純子が、今回の補選で皆さんにご提示できる私の最大の持ち味だと思っています。

【国政への挑戦】
こうやって仕事をしていく中で、先ほど限界があったと申しました。やはり市役所で何とかなるもの、市議会の提言で前に進むものもあれば、国の制度が障壁となって、どうしても解決できないものというものがあり、そのたびにふがいなさ、やるせなさ、そうしたものを感じてきました。また逆に、地方自治体でやっているいい政策を国レベルで広げていきたいと思うこともありました。ここ浦安もお隣市川も、普通交付税の不交付団体です。つまり裕福な自治体ですから、独自策をさまざま行っています。例えば、先般、国が示した子育ての支援策のたたき台、あの中には、もう浦安では10年も前からやっているものが含まれていました。現場はとっくに気づいている課題だけども、国に伝わるには10年かかったんだなと、あのたたき台を見て思ったわけです。浦安市にいても市議会でできない限界、そして、この市の声をボトムアップで伝えていきたいという思い、これが高まったことで、私は国政政党、この国民民主党から自分にうそをつくことなく、自分の政策に合致がしていて、そして政治姿勢が魅力的なこの政党から国政選挙に挑戦したいと思い、さまざまな調整を以前から重ねてまいりました。

【有意義な議論 前向きな話を】
そんな折に、この12月に突然、この地域の衆議院議員が辞職をすることになったわけです。もう一度正確に申し上げますと、前衆議院議員の薗浦健太郎さんが「政治とカネ」の問題、政治資金パーティーの収入を少なく申告したということで、罪に問われて辞職をし、その空席を補うための選挙がきょうから始まったこの補欠選挙であります。先ほどから申し上げている通り、私はその地域に根ざさない政治家は、話にならないと思っているので、この間ずっと市川の町、浦安の町を歩いてまいりました。正直なところ、皆さん今回のこの補選に冷ややかな目線、冷めきっていらっしゃる。1回選挙をやって決まった政治家の汚職で、また自分たちの税金を使って補選。冗談じゃない、勘弁してくれという声を何度もききました。その通りだろうと思います。だからこそ、今回の補選の争点は、決して「政治とカネ」に終始してはならないと私は思います。そんなことでは有権者の皆さんを納得させることはできない。ここにいらっしゃる、いまこの声が届く、皆さんの暮らし向きを良くしていくにはどうすればいいのか、浦安・市川の町の価値を上げるには、どんな政策が有効なのか、そうした前向きな議論を、各政党、各候補者が、有意義な議論を、前を向いた議論を交わすことで、ようやく今回のこの補選に税金を使って行う、無駄と思われているこの補選に意味を見いだすことができるのではないかと思っています。だから私は、前向きな話をしていこうと思っています。

【対決より解決を】
今回の選挙、あちこちに書いています。私はキャッチコピー、対決よりも解決という、党が挙げているものと同じものを掲げることにしました。批判をしたり、分断や対立をあおったりしていても、ここにいらっしゃいます、皆さんの生活は決して良くはならない。給料は絶対に上がらない。だから私は、対決よりも解決、この姿勢はもしかするとお利口過ぎて、地味かもしれない。だけど、私はこれでやっていこうと思っています。なぜなら、私は時間が惜しいからです。先ほど言ったようにこれまで多くの皆さんの声をきいてきました。家庭内で虐待にあっていると涙を流した人、老老介護で立ち行かないとうなだれていたおじいさん、不登校の子どもを抱えてどうしたらいいかと途方に暮れていたお母さん、そうした人たち、いま私は箇条書きのように言いましたが、言いながら、皆さんひとりひとりの顔が頭に思い起こされながらこの話をしています。そうした皆さんの声をきいて、私はこれを解決せねばならないと自信を、確信を持つことができたから、つまり、彼らが私、岡野純子という政治家を強く太く大きく育ててくださったんだと思っています。だから私の次なる挑戦は、こうした皆さんへの恩返しです。私はいま44歳、20代で社会に出て、65歳まで働くのはちょうど真ん中です。前半は自分の力を試したくてがむしゃらに働いてきました。後半は私をここまで育ててくださった皆さんへの恩返しに、この体を使っていこうと思っています。

【仲間と一緒につくる選挙】
それからもうひとつ、こんな高いところで仲間への応援を言うのはふさわしくないのかもしれませんが、一言だけ言わせてください。仲間の支援がなければ、ここに立つことはできていません。ここにいらっしゃる皆さんだけではなくて、いまこの瞬間も、千葉5区中の掲示板にポスターを貼るために走り回ってくれている仲間がいます。部屋の中では、皆さんにお配りする11万枚の証紙に、1枚1枚シールを貼ってくれている。指の皮がむける枚数です。それだけのことをやってくれている仲間がいる。次に行く演説会場の場所をすでに取ってくれてる仲間がいる。そして有給を取って、ここに平日にも関わらず来てくださっている皆さんがいる。3か月半やってきて、この選挙は私の名前ではありますが、皆さんと作っていく衆議院千葉5区補選、国民民主党の選挙だと私は思っています。候補者としてしっかりこの役割を果たします。3か月間、そしてあと12日かけてみんなでいい選挙、皆さんと同じ思いを、国民の、千葉5区の皆さんに伝えていく選挙、みんなで一緒に作り上げていきましょう。仲間の皆さんと、そして痛みを抱えている、きょうがしんどい、いまがつらい、あすがつらいと思っている人を、少しでも希望がある、そう思ってもらえる社会を作っていくために、岡野純子、12日間走り続けます。最後まで長丁場ですが、ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

(午前10時半ごろ、浦安駅前にて) 

織田 三江氏(政女・新)

【女性議員を増やしたい】
おはようございます。織田三江です。衆議院補欠選挙千葉5区、立候補しました。政治家女子48党公認の織田三江です。本日は市川駅をお借りして、第一声をさせていただきます。みなさん本当に来ていただき、ありがとうございます。政治家女子48党は、今後もNHKの被害者を救う活動を続けてまいりますので、みなさん本当にご安心して政治家女子48党をよろしくお願いいたします。いま、議員さんが男の議員ばかり、男性議員ばかりです。女性議員を、政治家女子48党は増やそうと思っております。女性目線、主婦目線、子育て目線で、国会や議員に、議会に届けていきたいと、生の声を届けていきたいと思っております。

【政治や選挙に興味を】
そして、まだまだですね、若い人たちが政治や選挙にまったく興味を持っていないと思うんですね。そのためにも政治家女子48党という、政治や選挙にまったく関係なかった人たちが立候補しております。選挙や政治に興味を持っていただいていないので、ぜひ興味をもっていただけるようにインターネットでも投票などをして、若い人たちが選挙や政治に興味を持っていただけるように、努めていきたいと思っております。

【18歳から立候補する権利を】
そして、18歳からの選挙の立候補ですね、それを考えております。やはり若い人たちが、自分に関係ある、自分も「あ、選挙に出られるんだ」と思えるような、そんなふうにやっていかないと、若い人はきっとまったく関心を持たないと思うんですね。ですので、18歳からの立候補ができるようにしていきたいなと私は考えております。これを第一声とさせていただいてよろしいでしょうか。本当に申し訳ありません。ぜひ本当に、政治や選挙に若い人たちが興味を持って頂けるように、政治家女子48党頑張っていきますので、ぜひご支援のほどをよろしくお願いいたします。織田三江でした。

(午前11時ごろ、市川駅前にて)

矢崎 堅太郎氏(立民・新)

【準備は十分、晴れやかな気持ちで】
みなさん、おはようございます。矢崎堅太郎でございます。きょうは私の第一声にこんなに朝早くから多くの皆さまにお集まりをいただきまして、本当にありがとうございます。大変に緊張しておりましたけれども、いま鎌田衆議院議員からごあいさつをいただきまして、ちょっとほっとしたというか、リラックスすることができました。本当にありがとうございます。そしてきょうのこの青天のように、この選挙に入るに際して、本当にこれまで多くの皆さんにご協力をいただいて準備をさせていただきましたけれども、本当に十分な準備ができたということで、大変晴れやかな気持ちでこの場に立たせていただいております。本当に皆さま、これまでの、まず、ご支援に感謝を申し上げます。ありがとうございます。

【「政治とカネ」不正は断じて許さない】
さて、まず皆さまに思い出していただきたいのが今回のこの5区の補欠選挙がなぜ起きたかということであります。先ほど奥野(千葉県連)代表からもお話ありました。そして鎌田衆議院議員からもお話ありましたけれども、この5区の自民党の現職議員の方が約4000万円にも上る裏金を作っていたということで、それが発覚しまして議員辞職をして補欠選挙になりました。このことはやはり政治家が不正をして、みずからのポケットにお金を入れるということは、断じて許してはいけない、ということを私はまず皆さまにお伝えをしたいというふうに思います。

【不正な政治をただすのは二大政党制】
そして私が実は政治を目指した原点も、この「政治とカネ」の問題です。私が大学生の時にリクルート事件というのがありました。いまの若い方は知らないかもしれませんけれども、リクルート社の社長が、政治家や官僚に未上場の、リクルートが上場する前の株を渡して、そして上場したあとに、その政治家や官僚の人たちが売却をして、その利益を何もしないで手にしたという事件であります。多くの政治家や官僚が逮捕され、連日ニュースをにぎわせておりました。私は親はサラリーマンでありました。ですから、親の姿をずっと子どもの頃から見ておりましたけれども、本当に平日は朝早く家を出て、そして夜遅く帰ってくる。そして週末は休日出勤をして、時には接待のゴルフに行く。そうした後ろ姿を見てまいりました。本当に家族や会社のために働いて、そして税金をちゃんと納めていた。あのころの日本、本当にそういう、まさに皆さんが多かったというふうに思います。ですから私はあの時に、本当に皆さんが大変な思いをして、そして税金を納めているにもかかわらず、そうした真面目に働いている方が報われないで、なぜそうした権力に結びついた人たちだけが得をするのか、本当にそれが悔しくてなりませんでした。そして、ではなぜそういうふうになっていたのかというふうに考えたときに、あのときも自民党が政権をずっと戦後55年体制の中でとってきておりました。やはり権力が同じところにずっとあることが、こうした不正な政治を行わせるんだというふうに思ったわけであります。では、それをどうしたら変えられるのか。そうしたときに私は大学のときに政治学科で政党論というのを勉強しておりましたけれども、やはりアメリカのように二大政党制にして、そして与党に何かがあれば野党がすぐにそれに取って代わられる、そういう政治体制をつくっていくことがいいのではないかというふうに思ったわけであります。ですから、いずれ政治家になるんであれば、自民党ではない、もうひとつの塊の中でやっていきたい、そのように思っておりました。

【法的・道義的に許されない 】
いま、今回5区で起きた事件、まさに同じようなことでこの問題が起きているというふうに思います。と言いますのも、やはり政治家だから政治資金パーティーが開けるわけであります。一般の方はそういうことができません。ですので、そのことで政治資金自体、集めることは認められておりますから、それはいいんですけれども、しかし集めたお金を収支報告書に記載をしない、そのことは本当にいけないことですし、それは法的にも罰せられて当然だと思います。実は私はもうひとつ、道義的にもこの件がやはり許されてはいけないということがあります。それはパーティー券、国会議員の皆さんのパーティー券、いくらかはちょっとわかりませんけれども、大体2万円ぐらいだというふうに聞いておりますが、そうしたパーティー券を恐らく多くは企業の方が買っていたのだというふうに思います。しかし、個人でも買われていた方がいると思うんです。例えば年金所得者の方やまた非正規の方、若くてあまり収入のない方、そうした方もそうしたその国会議員の人に期待をして政治を託したい、だからなけなしのお金をはたいてパーティー券を買って応援してくださっている方がいたというふうに思うんです。しかし、そうした皆さんの気持ちも今回の件は踏みにじることになってしまっているというふうに思います。だから私は二重の意味で、今回のことは許してはいけないというふうに思っております。

【無関心は権力者の益に】
そしてもう1つ、先ほど来、国政の話がありました。このいまの岸田政権もそうですけれども、自民党が民主党から政権をとってから、また10年が経過しております。いまどうでしょうか皆さん、この10年間の自民党の政治、私は前よりも劣化をしているというふうに思います。それはなぜかといえば、やはり自民党、国会議員の皆さん、たくさんいますけれども、いまの自民党は執行部が決めた意見に対して、多くの国会議員の皆さんはただそれに従っているだけにしか見えません。私はやはり、もっとあれだけの国会議員がいるわけですから、その人たちがもっともっと自由に発言をしていけば、もっと違う政策や政権運営が出てくるんだというふうに思います。しかし、それはいまできていない。自民党の国会議員の人たちも、もしかしたらもう何を言っても変わらない、そして何か言ったらたたかれる、そういう思いでもう何も言わなくなってきているのではないかなというふうに思います。しかし、それが実は国民の皆さまにも通じているのではないでしょうか。いまの政治、無関心の方が増えてきているというふうに言われております。それは無関心であっても、よく言われることは政治が生活を決めていくということでございます。ですから、この無関心になってしまうということで得をしているのは、実は権力を持っている方々ではないかなというふうに私は思っております。だからこそ、こうした今回のことも何も言わなければ、このまま過ぎてしまいます。そして、それで笑うのはやはり、この懐にお金を入れて笑っている人たちが得をするだけです。だから私は、そんなことは絶対に許してはいけない、そのように思っております。

【諦めず、政治を変える】
だからこそ、私は一昨年の衆議院選挙、挑戦をさせていただきました。いまと同じような思い、このいまの政治をなんとか変えたい、そしてまじめに働く人たちが報われる社会にしたい、公平で公正な社会にしたい、そういう思いで一昨年の10月、県議会議員を辞めさせていただいて、挑戦をさせていただきました。結果は皆さんご存じの通り、落選ということになってしまいましたが、私はしかし、そこで諦めてはいけないというふうに思いました。このまま諦めてしまえば、喜ぶのは本当に権力を持っている人たちだけ。そしてこの権力と結びついて得をしている人たちだけだというふうに思います。誰かがこれを変えなければいけません。誰かがこれを止めなければいけません。私は絶対にそれをやらせていただきたい、そのような思いで、先ほど奥野代表からお話ありました昨年の9月、奥野代表から「これからどうすんだ」というふうに言われました。その時、私は迷うことなく、もう1回やらせてくださいと強くお願いをし、そしてこの場に立たせていただいております。だからこそ私はこの立憲民主党の中でしっかりと頑張って、きょう多くの国会議員の皆さんいらっしゃっていただいていますけれども、こうした仲間の皆さんと一生懸命に頑張って何があっても負けない、諦めない、その思いでこの日本の政治を変えていきたい、というふうに思っております。ですので、皆さまも諦めてほしくないんです。もしかしたらこの中に、もう何を言っても変わらない、このままでいいんだ、そう思ってる方いらっしゃるかもしれません。しかしそう思われているなら、私は絶対に悔しく思います。そしてそうした皆さんを、そうした変える力を、変えるために立ち上がる力を、私たちが与えてさしあげられないということに私は大変自分の力のなさも感じますし、悔しく思っております。だからこそ今回の補欠選挙では、私はそのことを皆さま方にお訴えをさせていただいて、そしていまの政治をなんとか変えていく、そのために私はこの選挙なんとしても勝ち上がっていきたいというふうに思っております。

【自民党が勝てば、白紙委任に】
残念なことに今回、野党が候補が統一されませんでした。多くの政党が乱立をしている状況であります。しかし、このままいって自民党が勝ってしまえば、これまでのこと、この5区のお金のこともそうです、そしていま政権で起きていること、不祥事いろいろありますけれども、そうしたことが許されるというふうに、恐らく岸田さんは思ってしまうと思います。白紙委任されたと思ってしまうというふうに思います。それは絶対に避けなければいけません。そうした中で、やはりこの野党乱立の中で笑うのは自民党だけということは絶対にさせたくないんです。だからこそ私は今回の戦い、自民党対この立憲民主党、そして私、矢崎堅太郎、そのような思いで、これまでも準備期間、訴えさせていただきましたけれども、この選挙戦でもそのように訴えさせていただきたいと思います。だからこそ、有権者の皆さまにはいろいろな思いや考え方があると思います。しかし、この自民党に勝たせないというその一点だけで、どうか皆さま方には私、矢崎堅太郎に投票していただきたい。そのことも改めて強くお願いを申し上げたいと思います。

【地元出身候補者として政治の流れを変える】
そして最後になりますけれども、この今回の候補者の中で、地元の候補者は私、矢崎堅太郎だけでございます。私は昭和53年に10歳の時に、この浦安に引っ越してまいりました。そのときはまだ浦安町。ディズニーランドもなく、この新浦安の駅のあたりもまだ埋め立ての造成がされていたころであります。そのころから私はこの浦安に育ち、きょうもそのころからお世話になっている皆さんいらっしゃっていただいておりますけれども、そうした中で、この地元の見明川小学校・中学校を卒業させていただいて、高校は市川東高校で学ばせていただきました。その意味で私は過去から住んでおりましたし、その後はいまも住んでいます。そして将来もこの町で生きてまいります。その意味では過去を知り、いまを生き、そして未来に責任を持てる候補者だと確信を、といいますか、自負をしております。だからこそ、この地域の課題、今回の選挙のためにここの5区に来た人たちには、私はこの歴史やいまの皆さんが困ってること、なかなか理解していただけないと思います。だからこそ、地元の皆さま方にはどうか、私、矢崎堅太郎、矢崎堅太郎に皆さま方のお力をお与えいただきたいというふうに思います。これから選挙戦、12日間でありますけれども、全力で、全力で、駆け抜けてまいります。どうぞ皆さまのお力をお貸しいただきまして、何とかして今回こそは勝たせていただきたいというふうに思います。それは私個人のことだけではなく、この国の将来の政治や未来がかかっているというふうに思います。この千葉5区で立憲民主党が勝つことが、これからの政治の流れを変えていく、そうした一助に、そのスタートになる、その思いを持って選挙戦を戦ってまいります。どうか皆さまのお力を、日本の未来のために、どうか、私、矢崎堅太郎にお与えいただきますことを、心より、心よりお願い申し上げまして、この新浦安駅前での第一声とさせていただきます。どうぞ皆さま、よろしくお願いいたします。

(午前10時ごろ、新浦安駅前にて)

岸野 智康氏(維新・新)

【新しい政治を進めるために挑戦】
市川駅北口の皆さま、おはようございます。本日からこの市川で、衆議院5区の補欠選挙が始まります。私、日本維新の会から、岸野智康がこの衆議院の補欠選挙に立候補をいたしました。今回、補欠選挙ってなんだ、そう思われてる方も多くいらっしゃるかもしれません。ついさっきまで選挙あったじゃないか、そう思われてる方も多くいらっしゃるかもしれません。今回の選挙、非常に大事な選挙です。わずか2年前に、皆さまの貴重な1票を預けていただいて当選した議員による不祥事により、今回選挙が行われます。ただ、そんなことはもうみんなじゅうじゅう承知で、そういう政治が間違っていることも、みなさん、じゅうじゅう承知だと思います。そんな政治がこの日本で長きにわたって続いてきて、ずっと変わっていないことが問題です。でも変えるにも選択肢がなかったことが問題だったんです。われわれ日本維新の会、まだ結党して約10年程度です。私、岸野智康はことし28歳、まだまだ若い政党と若い候補者から見たら、そういう古い政治、いつまでやってるのか、こういう政治を変えていかないといけない、そういう思いで私は挑戦をしております。ですから、今回の選挙がうんぬん、そういうことではなく、根本的な日本の政治をそろそろ改革をして、古い政治を壊して新しい政治を進めていくために、われわれ日本維新の会、私、岸野智康はまっすぐに改革を進めてまいります。そしてその選択肢が、ここ千葉県市川市にはいままでなかったんです。大阪ではありました。選択肢があり、その選択肢を信じていただいた地元の皆さまが1票を投じてくださったから、われわれはその思いにしっかりと応えて改革を進めることができました。次はここ千葉県、市川のみなさんの番です。日本維新の会、岸野智康という選択肢を今回皆さまに、皆さまにお渡ししますので、ぜひ皆さまにその改革と選択肢、信じていただき、投じていただきたい。その1票で、今回の選挙で、ここ市川が千葉県がそして日本が、絶対に変わっていく、そういう大事な選挙として、私、岸野智康、挑戦させていただきます。

【二大政党制実現、政権交代を】
緊張感がある国際情勢の中で、われわれの生活がどんどん圧迫していくような物価高、電気高のなかで、政治家が、こういった前であまり言わないようなこと、言いにくいようなことを日本維新の会は、票欲しさに目をそらさず、しっかりと訴えてまいります。そういったまっとうな政治、いまの与党に対すべき、まっとうな二大政党制の実現と、その先にある政権交代を目指して、われわれ日本維新の会、戦ってまいります。その大事な大事な初陣としてぜひ、きょうたまたま通りすがった皆さまも、以前から日本維新の会を支持していただいている皆さまにも、そして私、岸野智康を応援してくださる皆さまにも、これからの12日間、全力で皆さまのお力と、皆さまのご友人・ご知人のお力を、ここ市川、私、岸野智康に結集いただき、絶対に勝つ、そのための大事な大事なご助力を、ご尽力をいただきたく、お願い申し上げまして、本日の第一声とさせていただきます。これから12日間、全力で戦ってまいりますので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。

(午前10時半ごろ、市川駅前にて)

斉藤 和子氏(共産・元)

【県議選の支持 さらに広げたい】
本八幡駅をご利用のみなさん、ご通行中の皆さん、働いていらっしゃる皆さん、そして日本共産党、私、斉藤和子の第一声にお集まりいただきました皆さん、こんにちは。いよいよ今日から、衆議院千葉5区の補欠選挙が始まります。日本共産党の私、元衆議院議員、斉藤和子、どうか皆さんの力で、再び国会へと押し上げてください。心よりお願い申し上げます。みなさん、この市川では、20年間どんなに悔しい思いをしても、それにくじけず、いつもいつも前向きに戦い抜いてきた皆さん方に支えられて、皆さんのお力で、千葉県議会議員に浅野史子さん、押し上げていただきました。本当にありがとうございました。みなさん、この浅野史子さんに寄せられたご支持を、さらにお広げいただいて、引き続く補欠選挙、そして市川での5人の市議の当選のために、どうか、皆さんのお力添えを、心よりお願い申し上げます。

【物価が上がっている】
みなさん、いま、本当に物価、上がってるんじゃないでしょうか。先日もスーパー前でお訴えをしていたら、卵がね、400円でね、さすがに買うのを諦めたのよ。卵って言ったら、何でも料理に使えるじゃない。健康にもいいしね。こんなお話をおききしました。それなのにどうでしょう。年金、また削られるっていうじゃない。どうしてくれるの、こんなお話がありました。また子育てをされている皆さん、この春のうららかな中で、新学期を迎えました。中学校に入学する、あるご家庭の方とお話をしたら、制服代が7万円、学校指定の体操服が2万円。学用品やバッグを含めたら10数万円お金がかかる。憲法26条には、義務教育はこれを無償とする、すべての国民に学ぶ権利を保障する、こう書かれている。一体どうなっているのか、というようなお話もさせていただきました。

【カネと権力で政治がゆがめられている】
みなさん、今回の補欠選挙、なぜ補欠選挙になったかと言えば、自民党の議員の方がパーティー券を含めた企業献金、この政治資金規正法違反で辞職をされたということです。いま、私たち多くの国民が物価高の中で、年金削られて、給料上がらない中で苦しんでいるときに、何千万円と、何の努力もせずにパーティー券もらう、企業献金もらう、さらにそれだけじゃありません。政党助成金300億円を超える私たちの税金が、政党に山分けされているんです。私たち日本共産党は、実は私、2014年、初めて皆さんのお力で、比例代表で志位和夫委員長とともに国会へ送っていただきました。真っ先に日本共産党が出した法案は、パーティー券を含めた企業団体献金の禁止法案、そして政党助成金廃止法案を提出したんです。私たちは一貫して、企業や団体からの献金を受け取らず、政党助成金も受け取らず、日本共産党頑張れと応援してくださる皆さん方に支えられて、全ての活動を行ってきました。皆さん、はっきり言って大変なんです。でも大変なのは私たち日本共産党だけじゃないと思うんです。国民の皆さんこそ、いま大変なんじゃないでしょうか。その皆さんと、その苦しみ、怒りを共有できる、それが本来あるべき政党の姿なんじゃないでしょうか。それが権力だとか、お金をもらって、どんどん政治が私たち国民から離れている。私は、こんな政治は変えたいんです。皆さんご一緒に、力を合わせて、お金と権力によって、本来あるべき政治がゆがめられている。ここに、この千葉5区から私、日本共産党の斉藤和子に皆さんの1票を託していただいて、変えていく。この1票、ぜひ国会に押し上げていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

【子どもの医療費、学校給食費を国の責任で無料に】
みなさん、私、いま小学生の子どもを育てています。いま、本当に子どもたち、このコロナ禍の中で自由が奪われました。しかも将来を考えた時に、自分のやりたいことを諦めなきゃいけない。そんな事態になっちゃいけないんじゃないでしょうか。私はお金があろうとなかろうと、子どもたちは自分たちが生まれてくる環境も時代も選べない、だからこそ、しっかりと社会がすべての子どもたちにおなかいっぱい食べられる。そんな環境、そしてやりたいことを諦めずに自分が学びたいと思ったら、お金がなくたって学べる環境、私それを作るのが、いま、日本の社会に必要なことじゃないかと思うんです。先進国といわれる日本の中で、食べられない子どもたちがいる。先日スーパーで、お金を握りしめて、メロンパンとお菓子を買っていた小学生がいたんです。でも、自分が持っているお金だけでは、その自分が買いたかったお菓子が買えなかったんです。諦めて、そのお菓子を返して、メロンパンだけ買って帰りました。私、その姿を見た時に、なんなんだこの国はと。子どもたちにお腹いっぱい食べられる、そんな環境さえ奪うような社会なのか。みなさん。だったら、私たち大人が子どもたちに残すべき社会は何なのか。私は政治がやるべき第1は、自治体に任せるんじゃなくて、子どもの医療費も、学校給食費も国の責任で無料にする、これぐらいのことやったっていいんじゃないでしょうか。学校給食費、全国の子どもたちに無料にするのに必要な予算は、国家予算のたった0.4%、4600億円あればできるんです。子どもの医療費無料化、全国でやるのに必要なのは約5000億円。1兆円あればお釣りがくるんです。その一方でどうでしょう。年金も削る、子どもたちに教育もまともな食事も保障しない、医療介護は解約して、自己責任、自助だ共助だと国民を苦しめる。政治は本来、国民を苦しめるためにあるんじゃない。国民の安心を生み出すためにこそ、生活に安心を届けるためにこそあるんじゃないでしょうか。皆さん、その政治を皆さんご一緒に取り戻そうじゃありませんか。その願いの1票は、私、日本共産党の斉藤和子にぜひ託してください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

【外交の力で平和を】
最後に私、平和の問題をどうしても訴えたいんです。私の祖母、おばあちゃんは、あの3月10日の東京大空襲。亀戸であの東京大空襲の中を逃げ惑いました。3歳の子どもと生まれて6か月の赤ちゃん、首が座るか座らないかの中でおんぶもできない。抱きかかえながら逃げ惑いました。そして、そのおばあちゃんがあの大空襲の中をなんとか逃げ惑って生き残ってくれたから、戦後、母が生まれ、そして私が生まれ、子どもを産むことができました。戦争は罪のない人たちの命を奪います。その犠牲は、必ず憎しみと悲しみを生み出します。それが新たなテロと戦争の火種になります。だからこそ、私たち日本は、戦後、もう二度と誰も犠牲にするのはやめよう。無用な悲しみや憎しみを生み出すのはやめよう。国際社会と協調をして、戦争はノーと明確に打ち立てる。戦争放棄と軍隊を持たないという日本国憲法を打ち立てました。いま、それが破壊されようとしている。壊されようとしています。本当にそんな大軍拡で、この78年間、私たちが生きてきたこの平和を壊されてしまっていいのかどうか。それが問われています。みなさん、私たちこの78年間、戦争のない平和のもとで生きてくることができた。それは、私は、日本国憲法が憲法9条があったからだと思うんです。でも、この憲法の中には明確に憲法が定めた、自由および権利は、国民の不断の努力によって保持しなければならないと、条文の中に書かれているんです。この憲法を破壊し、戦争しようとする。この大軍拡の流れがいま政権によって作られようとしている。だったら、その平和も、私たちがいま手にしている自由も権利も、私たち国民がみずから立ち上がって、守らきゃいけないんじゃないでしょうか。そして、それを次を生きる子どもたちや孫たちに手渡していく責任が私たち大人にはあるんじゃないでしょうか。自分たちは平和のもとに生きていながら、これからを生きる子どもたちには、お前は兵隊に行け、それが自民党、公明党。自民党などに託す1票につながります。どうか皆さん、誰も戦争なんか求めていないと思います。私たち日本共産党は、外交の力でこそ、国民を守り、戦争がない平和な日本、アジアを作っていくことができると提案しています。どうか皆さん、この日本共産党、私、斉藤和子、どうか、国会に押し上げていただいて、この千葉5区から平和の議席をどうか勝ち取らせてください。心より最後にお願い申し上げまして、私からの決意表明とさせていただきます。第一声とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。頑張ります。

(午前10時半ごろ、本八幡駅前にて)

星 健太郎氏(無・新)

【「政治とカネ」デジタル化で解決】
今回、こちらの衆議院補欠選挙に関しましては、「政治とカネ」の不正による前議員の辞任ということから成立した補欠選挙となります。それゆえに今回の選挙のテーマというものは、まさしく「政治とカネ」です。「政治とカネ」を解決する。それを政策の一丁目一番地とさせていただきます。デジタル技術を用いまして、アナログなもの、いろいろなアナログになっているものをどんどんデジタル化することによって、政治とカネの根源を解決すると。「政治とカネ」の一番の問題というのは、選挙ですね、選挙があまりにお金がかかりすぎていると。それゆえに選挙費用を得るために、民主主義を揺るがすような不正であったりそんたくであったり、そういったことがなされてしまうと思っております。それゆえにですね、まず選挙、アナログでいろいろ紙をベースに行っておりますけれども、それをデジタル化していくと。デジタル化することによりまして、選挙にお金がかかるということをまずなくしていきます。

【クラウドファンディングで資金が集まったのは民意】
実際にシステムを自分で構築をしたクラウドファンディングであったんですが、思った以上にトラブルであったりバグであったり、システムの方がなかなかうまくできなくて、このようなギリギリの時間帯になってしまいまして、ファーストテイクということでクラウドファンディングをさせていただきました。目標額を達成できたのは、本当にもう、民意であると思っておりますので、ファンディングにご協力いただけた方、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。クラウドファンディングというのはいろいろいいことがあるんですけれども、その1つと致しまして、お金を出すと、株式とかもそうなのですけれども、お金をファンドしますと、みんな口も出せますと。口を出すということは、政治に興味を持っていただくと。で、どんどんといろいろな人がお金も出すし、口も出すと。で、政治をどんどんと皆さんが興味を持っていただくと、語ると、議論すると。そういう世の中にどんどんと変えていけるようなツールでもあると思います。

【「政治とカネ」問題解決の発祥地に】
今回の選挙、「政治とカネ」です。政治とお金の問題を解決する、市川市、浦安市、千葉県第5選挙区が「政治とカネ」の問題を解決する、その発祥地となるように、私と一緒に「政治とカネ」に挑戦していきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

(午後5時ごろ、浦安市役所前にて)

投票は、今後告示される統一地方選挙の後半戦と同じ今月23日に行われ、即日開票されます。

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