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WBC佐々木投手 近藤選手 吉井監督に市民栄誉賞授与へ 千葉市

  • 2023年03月24日

野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで3大会ぶりの優勝を果たした日本代表チームで、千葉市とゆかりが深いプロ野球 ロッテの佐々木朗希投手ら、合わせて3人の選手とスタッフに千葉市の市民栄誉賞が贈られることになりました。

千葉市が市民栄誉賞授与へ

ロッテの佐々木朗希投手
千葉市緑区出身でソフトバンクの近藤健介選手
投手コーチを務めたロッテの吉井理人監督

神谷市長

「(近藤選手について)全試合先発出場して出塁率5割という驚異的な数字を残し、強力な上位打線として日本代表をけん引した」
「(佐々木投手について)2試合で先発登板して160キロを超える速球と落差の大きいフォークボールで三振の山を築き、優勝に大きく貢献した」
「(吉井監督について)栗山監督を支え、投手陣をまとめて世界一に導いた」

千葉市の神谷市長は、23日に行った定例会見でこのように述べ、「千葉市にゆかりのある皆さんが世界の大舞台で活躍する姿を目の当たりにすることができ、千葉市としても感謝の気持ちを伝えたい」と話しました。
贈呈式などの詳細は決まっておらず、今後、チームや選手らと調整するということです。

成田空港には多くのファン出迎え

23日帰国時の成田空港の様子

栗山監督や日本のプロ野球に所属する選手たちは現地時間の22日にチャーター機に乗ってアメリカを出発し、23日午後3時すぎに成田空港に到着しました。
そして、到着ロビーで、栗山監督と野手ではメンバー最年長だったキャッチャーの中村悠平選手に航空会社の関係者から花束が贈られました。
到着ロビーにはおよそ1200人のファンが集まり、村上宗隆選手や佐々木朗希投手などが姿を現すと大きな歓声がわき、携帯電話やカメラで写真や動画を撮っていました。
選手たちはそれぞれの所属チームに戻り、およそ1週間後に迫ったプロ野球の開幕に向けて調整を進めることになります。

成田空港の到着ロビーでは、昼前から多くの野球ファンが集まり、WBCで優勝した日本代表の帰国を待っていました。

ロッテの佐々木朗希投手のユニフォームを着た酒々井町の女性ファン「きょうは午前11時前から来ました。勇気と感動、明るい話題をありがとうと言いたいです。佐々木投手も堂々としたピッチングで誇りに思います。もう2度と集まることのないドリームチームでつかんだ、日本の野球史に残る世界一だと思います」

埼玉県所沢市から来た男性ファン「このメンバーだったら優勝できるだろうと思っていました。準決勝の村上宗隆選手のサヨナラツーベースヒットが最も印象に残っています。サッカーのワールドカップで競技人口が増えたと言われていますが、これをきっかけに野球人気も復活してくれればと思います」

源田壮亮選手のタオルを持って空港にかけつけた成田市の西武ファンの女性「感動しました。源田選手はけがをしながら頑張ってくれて、目立つ選手ではないけれど、彼がいたからこその優勝だと思っています。お疲れさまとかありがとうと、声をかけたいです」

ヤクルトの村上宗隆選手のユニフォームを着て帰国を見届けた三重県津市から来たという男性「栗山監督と目が合った瞬間におめでとうございますと伝えました。感動をありがとう、優勝おめでとうという気持ちも伝えられました。パワーをもらったのであしたから頑張りたい。村上選手には今シーズン、去年を上回る60本のホームランを打って、三冠王を達成してほしい」

最前列で選手たちを出迎えた女性ファン「みんな安心したような、うれしそうな表情だったので、よかったです。最後に佐々木朗希投手が出てきてかっこいいなと思った」

23日午前6時半から成田空港で待っていたという大学生「すごく感動しました。特に村上選手の迫力がすごかったです。岡本和真選手にもありがとうと声をかけました。これをきっかけに、野球選手が子どもの将来の夢となって、さらに発展していくことを願っています」

成田市の小学6年生「佐々木朗希投手や岡本和真選手を見られてうれしいです。とってもかっこよくて、中学校に行っても野球を頑張ろうと思います」

2人の娘と一緒に千葉県四街道市から来た35歳の女性「劇的な試合に感動して娘たちが『会いに行きたい』と言ったので来ました。選手だけでなく子どもやファンも一体となれた大会だったと思います」

都内から来た女子大学生「佐々木朗希選手に会いに来ました。1球1球、思いが伝わってくる投球で、きょうは思わず名前を叫んでしまいました。大会が終わってさみしいです」

成田市の50代の女性「『感動をありがとう』と伝えにきました。高校野球も大好きなので、将来、WBCに出場する選手がいるかもしれないと思いながら、センバツ高校野球を楽しみたい」

来月大学に入学するという神奈川県の19歳の男性「受験勉強に疲れてコロナにもかかり、落ち込んでいましたが勇気をもらいました。この春からの大学生活も楽しめそうです。『全国に勇気を届けてくれてありがとう』と伝えたいです」

「優勝おめでとう」と書いた自作のカードを持参した40歳の会社員の男性「ホームランや奪三振も感動したが、ロッテの佐々木朗希投手がデッドボールを当ててしまったチェコの選手と試合後に交流するなど、野球を通じて国と国のつながりが深まったところに感動しました。写真を撮りたいですが、人が多いので、『お疲れ様でした』と一言でも言いたい」

日本代表のユニホームをきて埼玉県から来た女性「きょうは偶然、仕事が休みだったので、絶対に来たいと思って来ました。大リーグの選手が帰ってこないのは残念ですが、たくさんの日本代表が帰ってくるので楽しみです」

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