衆議院千葉5区補選 立候補を準備しているのは？ 投票はいつ？

国政選挙では、立候補者が届け出をして選挙戦をスタートする日について「公示」という言葉を使いますが、今回は「告示」です。衆議院の総選挙と参議院の通常選挙は、［天皇の国事行為］（憲法第7条）のひとつであることから「公示」を使いますが、全国規模で行われない補欠選挙は国事行為にあたらないため、「告示」を使います。知事選や市町村長選なども、「告示」を使うんだよ。

区割り変更前も変更後も、浦安市は全域が5区に入るのに対し、市川市は変更前は5区と6区に、変更後は4区と5区に分かれます。今回投票ができる市川市の有権者は、旧5区に住んでいる人たちです。

千葉5区は、いわゆる「政治とカネ」の問題で選挙が行われるよ。このほかに全国では、衆議院では和歌山1区、山口2区、山口4区、参議院の大分選挙区でも補欠選挙があるよ。

優しい社会を目指す政治を進めたい。物価高やエネルギー需給のひっ迫、国際秩序の乱れなど、さまざまな課題に直面しています。現在の安心や未来への希望、力強い外交安全保障を基軸とした国づくりに取り組んでいきます。

「政治とカネ」の問題を絶対に千葉5区から根絶しなくてはいけない。クリーンでガラス張りの政治を実現し、信頼を取り戻します。岸田政権に国民の生命と財産を守る姿勢は見えない。国民の暮らしを守ることを訴えていきます。

今回の補欠選挙は「政治とカネ」の問題によるものであり、政治家や政党のあり方や是非を改めて問い、クリーンな政治を取り戻すことを掲げたい。また、憲法改正や自衛隊、エネルギーや食糧自給のあり方についても訴えます。

防衛費の増額に付随して、社会保障や福祉教育などの予算が切り捨てられていく、軍拡して戦争に突き進むような政治でいいのか。憲法9条の力で戦争させないためにこそ政治が役割を発揮すべきだということを全力で訴えます。

物価高やエネルギー高の影響で生活が苦しいという方がすごく増えている。経済的な不安と問題の根底にあるのは賃金であることを考えると、賃金を上げていくために政治が果たせる役割を訴えていくのが一番必要だと感じています。

今回の選挙でウクライナの戦争を終わらせて、皆さんの生活をよくすることが主な争点になる。ウクライナの戦争停戦に向けてみなさんといっしょに戦いたいです。

野党共闘で候補者一本化を目指す動きもありましたが、主要政党の候補は、統一地方選で一緒に行われる県議選や市議選の候補者と連動した活動を展開していることもあり、一本化は実現が難しそうな情勢です。連日、各政党の幹部が応援入りするなど、すでに戦いが白熱しています。

千葉5区は、「千葉都民」と呼ばれる東京都内への通勤者やその家族が多い都市型選挙区です。無党派層が多く、風の影響を大きく受けるとされています。陣営の関係者は「有権者の3分の2強を占める市川市でいかに得票できるかが鍵だ」と話しています。

最近行われた国政の補欠選挙の投票率について調べてみると、ほとんどが、全国一斉に行われる衆議院選挙や参議院選挙に比べて大きく下がっています。例えば、去年4月の参議院石川選挙区補欠選挙では、その前の参議院選挙よりも17ポイント以上下がりました。おととし10月に行われた参議院静岡選挙区の補欠選挙では、その前の参議院選挙よりも4ポイント以上下がりました。おととし10月の参議院山口選挙区の補欠選挙では、その前よりも10ポイント以上下がりました。

今回の衆議院千葉5区選挙では、できるだけ多くの人に投票に行ってほしいナ。