2月18日(土)、市川市で市の社会福祉協議会主催の「てるぼサロンまつり」が開催されました。このイベントは、各地域の「※てるぼサロン」の代表者向けの集まりで、この場をお借りしてNHK千葉放送局が「回想法」をご紹介しました。当日は約100人が集まりました。
※「てるぼサロン」とは、市川市独自で定められた名称で、社会福祉協議会が承認したものです。いわば「寄り合い処」、家庭での「茶の間」のような空間で、自分の家から通える範囲で地域住民が集まります。市内に117の「てるぼサロン」があり、様々な催しを開くなどして交流しています。
回想法は、懐かしい物や映像を見て思い出を語り合うというもので、脳を活性化し情緒を安定させ、長く続けることで認知症の進行予防やうつ状態の改善につながる可能性があるといわれています。高齢者の認知症予防やリハビリテーションなどに活用されています。
第14回紅白歌合戦は、過去最高の視聴率81.4%を記録しました。この話を聞いた会場の方々からは、驚きの声が上がっていました。この話がきっかけで、参加者同士の話が活発になっていきました。これこそが「回想法」の醍醐味です!
各サロンの代表者は、日々楽しいイベントのメニューを考えています。今回の「回想法」の説明はとても素晴らしく、きっと地域住民に紹介してくれると思います。私自身も「回想法」を体験したことがありますが、小さい頃に見ていた「おしん」や「澪つくし」などの映像があり、とても懐かしかったです。