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光秀のスマホ 信長や秀吉も 戦国武将から学ぶネットリテラシー

  • 2023年02月24日

「光秀のスマホ」という番組を推すのはNHK千葉放送局 経営管理企画センターの若手の神﨑職員。時代劇でネット社会が学べるってどういうこと??

「光秀のスマホ」

全編スマホ画面で送るSF時代劇武将たちがスマホを駆使して群雄割拠する戦国時代。 光秀のスマホに映し出される、信長からのパワハラ鬼電、秀吉とのし烈なフォロワー数争い、愛娘・玉とのスタンプでこぼれる本音…etc あの光秀の心の内がスマホ画面から明らかに!?(番組HPより)

 

ラッカ星人

「光秀のスマホ」のオススメポイントを教えて!

神﨑職員

仕えている武将への愚痴をSNSで投稿しているのが本人にばれてしまったり、戦での裏切りがネットニュースで炎上したりするなど、現代のネット社会でよく起こることがたくさん盛り込まれていて、実は、ネットリテラシーをおもしろおかしく学べるんです!
とにかくシュールでクスっと笑えるところがいっぱいあってオススメですよ。

ラッカ星人

番組は、どんな内容なの?

神﨑職員

「戦国武将がスマホを持っていたら」という設定がとても今っぽいんです。時間も1話5分で、あまり長時間の番組を見る習慣がない私にとっては、とても見やすいです。武将の視点からの番組で、基本的にスマホの画面がずっと映っているんですが、それもスマホばかり見ている自分の視点と似ていて、親しみやすいのかなと思います。

ラッカ星人

テレビなのに、スマホの画面だけで番組が進行するってちょっともったいない気もするけど・・・考え方が画期的ラッカ!

神﨑職員

そうなんだ。例えば明智光秀や光秀に関わる戦国武将たちがスマホを使ってSNSを更新したり、スタンプで会話したりするなど、現代のアプリをとにかく駆使するんです。マッチングアプリやネットショッピングアプリなど、誰もが知っているアプリが戦国版になっています。それぞれのアプリも、LINE→FUMI、instagram→Gunstagram、などなど、すべて戦国時代版の名前になっているのも、ツボでした。

ラッカ星人

細部までこだわりを感じるナッツ!ところで、番組では、いつの時代の光秀が描かれているの?

神﨑職員

信長の家臣であった明智光秀が本能寺で信長を討つまでの流れが、スマホでのやり取りでどんどん明らかになっていくんですが、特に私が好きなのは、終始、光秀と秀吉が出世争いのためにSNSでの反応を気にしたり、フォロワー数を競い合ったりしているところで、「こういうこと確かにあるな笑」と思いながら見ていました。

ラッカ星人

ぼくもしゅと犬くんとSNSの「いいね」の数を競ってるからその気持ちも分かるラッカ!

神﨑職員

2020年の番組でしたが、大好評だったことで第2弾「土方のスマホ」、第3弾「義経のスマホ」も続けて放送されました。つい最近でいうと、2023年の2/7~2/17まで第4弾「信長のスマホ」が放送されていました。第1弾の「光秀のスマホ」の際に光秀と秀吉が受けていた信長からのパワハラのような仕打ちが、信長のスマホを通して見られるのがとても面白かったです。番組HPやNHKのYouTubeチャンネルで、面白いシーンの切り抜きが今でもたくさん見られますので、ぜひご覧ください。

  • 神﨑 託

    経営管理企画センター

    神﨑 託

    2020年入局
    時には営業、時には取材、時にはディレクターとマルチな活躍を見せる若手職員

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