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詳報 去年の交通事故まとめ 件数減少も死者ワースト4位 千葉

  • 2023年02月17日

交通事故の最新統計が発表されました。去年、千葉県内で起きた交通事故は1万3000件余りで124人が亡くなりました。詳しくお伝えします。

事故件数減少も 死者ワースト4位

千葉県警察本部によりますと去年1年間に県内で起きた交通事故は1万3223件でした。
前の年を300件あまり下回り、平成元年以降では令和2年に次いで2番目に少なくなりました。
事故件数は全国的に減少傾向にあり、警察庁によると、去年は全国で約30万1200件、現在の方法で統計を取り始めた昭和41年以降で最も少なくなりました。
一方、死亡した人は124人で大阪・愛知・東京に次いで4番目に多くなりました。

死者数の多い都道府県
1) 大阪    141人(+1)
2) 愛知    137人(+20)
3) 東京    132人(-1)
4) 千葉    124人(+3)
5) 兵庫    120人(+6)
6) 北海道 115人(-5) 
7) 神奈川 113人(-29)
8) 埼玉    104人(-14)
9) 茨城    91人(+11)
10)静岡   83人(-6)

市町村別死者数
21人・・・千葉市
  8人・・・佐倉市
  6人・・・柏市
  5人・・・船橋市 成田市 市原市 白井市
  4人・・・市川市 館山市 茂原市
  3人・・・木更津市 野田市 旭市 流山市 富津市
                四街道市 袖ケ浦市 八街市 香取市 
                九十九里町
  2人・・・松戸市 我孫子市 鴨川市 君津市 浦安市
                山武市
  1人・・・東金市 習志野市 勝浦市 鎌ケ谷市
                印西市 南房総市 栄町 芝山町 長柄町
 *5人・・・県内の高速道路

死亡事故を分析すると

発生時間帯をみると、19時、16時、3時と10時の順で多く発生しています。

歩行中か、車の運転中かなどを分析すると、「歩行中」と「車を運転・同乗中」がほぼ同数で、「二輪」、「自転車」と続いています。

年齢を分析すると、死者の半数が65歳以上の高齢者でした。
道路を横断中に事故にあうケースが多いほか、ドライバーとして事故を起こすケースも相次いでいます。

飲酒事故、後絶たず 21件増加

飲酒運転による事故は123件で前の年に比べて21件増えて、7人が死亡しました。
千葉県警察本部は「高齢者は歩行中だけでなく運転するときも安全確認の徹底をお願いしたい。また、飲酒運転の取り締まりを強化していきたい」としています。

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