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専大松戸 初のベストエイト! 準決勝進出ならずも健闘 千葉

  • 2023年03月30日

センバツ高校野球、春夏通じて初めて準々決勝に進んだ千葉の専大松戸高校は、広島の広陵高校に2対9で敗れ、準決勝進出はなりませんでした。

初の準々決勝の結果は

29日の準々決勝、専大松戸高校は広島の広陵高校と対戦しました。
専大松戸は2回、1アウト満塁のチャンスを作り、8番の平野大地投手がタイムリーヒットを放ち、1点を先制します。
しかし、その裏、初戦の完封を含め1人で投げ抜いてきたエースの平野投手が広陵打線につかまります。
連続タイムリーを許すなど1対6と逆転されます。
打線は6回、4番の𠮷田慶剛選手がレフトスタンドへのホームラン。1点を返します。
しかし、広陵の投手陣を崩しきれず、2対9で敗れました。

専大松戸 持丸監督「小さな失敗で苦しい展開に」
専大松戸の持丸修一監督は、「立ち上がりの小さな失敗が運までも引き離してしまった感じで、苦しい展開になりました。たらればはダメですが『あれさえなかったらな』と思ってしまいます」と、2回の6失点のきっかけとなったエラーを悔やみました。
春夏通じて初めてのベスト8の舞台については、「選手たちは本当によくやってくれて、感謝しています。夏に向けてはエースの平野大地投手を含め、基本を徹底して強化し、またベスト8に戻ってきたいと思います」と述べ、夏の甲子園に向けて闘志を燃やしていました。

専大松戸 平野投手「この経験を夏に」
専大松戸のエース平野大地投手は、「序盤はストレートを見せ球にして、変化球で勝負しようと思っていましたが、その変化球を打たれてしまいました。強力な相手打線にストレートがどれぐらい通用するか試したかったのですが、試合を作れませんでした。ただ、甲子園の常連校と試合ができる機会は多くないので、この経験を夏につなげたいです」と話していました。
甲子園での3試合を振り返り、「自分の想像していたよりも何倍もよい場所で、お客さんに囲まれて応援がある中で試合ができてすごく幸せでした。もう1回この場所でやりたいと思ったので、よいチームを作って帰ってきたいです。そして、夏は優勝を目指して戦っていきたいです」と、先を見据えていました。

専大松戸関係者のコメント

富山 尚徳 理事長「今日の結果は残念ではありましたが、秋から冬を越え、この甲子園に入ってからも必死に練習してきた成果が出たと思います。今日の試合も全力を出しきったと思うので、選手たちを褒めてあげたいと思います。一人ひとりが意識を持って今までやってきたことをここで出し切るという姿がみえたのはとても成長を感じます。
負けて悔しくないということはありませんが、さらに一歩一歩前進していく礎を築けたのではないかと思います。
この夏に選手たちがもう一度、聖地・甲子園で輝くことを期待しながら、応援していきたいと思っています」
 

五味 光 校長「甲子園2勝、初のベスト8と学校の歴史を何ページも開いてくれたことに、まずは感謝したいです。
今日準々決勝を戦えた誇りと、試合に負けた悔しさがあると思うので、また今年の夏、この甲子園で選手たちを応援できるよう祈っています。
3年生が活動できるのはあと4ヶ月、最後まで悔いの残らないように、入ってくる1年生と部内でしっかり競争をして、夏の千葉県大会を勝ち抜いてほしいと思います」

野球部保護者会 会長・平野 勝広さん(平野投手のお父様)「選手たちは、ここまで本当によくやってくれました。
今日の試合は、力が上の広陵高校を相手にどこまでできるかというところでしたが、この敗戦の結果を財産に、粘り強いチームに成長していってほしいです。
この悔しさをバネに、夏に向けて頑張って練習して、この素晴らしい甲子園という場所に戻ってきてほしいと思います」

チアリーディング部 部長・小川 万乃さん「全力で応援していましたが、振り返ると声出しとかまだまだできることがあったのではないかと思うし、それを踏まえてより一層練習を重ねて、夏にはチア部としてもっともっとレベルアップしたいい応援ができるようにしたいと思っています。
選手の皆さんには本当にお疲れ様でしたと伝えたいです。皆さんの姿を見ていて応援する私たちもすごく励まされ心が動かされました。これからの野球部の活躍を、チア部として一生懸命応援していきたいです。
私たちチア部も、大会などでいい成績を残せるよう、最後まで悔いの残らない活動をしていきたいと思います」

吹奏楽部 部長・賀曽利 楓さん「学校の歴史を塗り替える瞬間を目の前で体感できたことが信じられないし、嬉しいと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。
ここまでこられると思っていなかったので、部員全員が同じ気持ちでいると思います。
ここまで3試合、チア部と一緒に頑張れて悔いのない演奏ができたと思います。
(SNSでエル・ティグレなどが話題になっていることについて)専松ならではの曲を聴かせたいという思いがあるので、注目してもらえたのはとても嬉しいです。
部としても、4月の定期演奏会に向けて今回の経験を生かして頑張りたいです」

初の準々決勝進出へ!

センバツ高校野球、27日に行われた大会8日目の第2試合は、千葉の専大松戸高校が高知高校に6対4で競り勝って、初めて準々決勝に進出しました。

専大松戸は2点を追う2回、6番・広川陽大選手のライトのポール際へのツーランホームランを打って同点に追いつき、その後もキャプテンで1番を打つ大森准弥選手のタイムリーヒットなどでこの回、一挙に4点を奪い逆転しました。

8回に同点に追いつかれましたが、そのウラ、5番・太田遙斗選手のタイムリーヒットなどで、2点を奪って再び、逆転しました。

前の試合で完封したエースの平野大地投手は序盤は安定感を欠き、4点を失ったものの、回を重ねるごとに得意のストレートに本来のキレが戻り、低めの変化球とのコンビネーションで9回を投げきり、9つの三振を奪う力投を見せました。

専大松戸は6対4で競り勝ち、春夏通じて初めての準々決勝に進みました。

高知は1回に2点を先制し、8回には同点に追いつく粘りを見せましたが、持ち味の投手リレーで専大松戸の攻撃をかわしきれず敗れました。

専大松戸 持丸監督「粘り強い攻撃と守備がいい結果に」
専大松戸高校の持丸修一監督は、「相手チームが序盤から動いてきたので戸惑ったところもありました」と振り返ったうえで、勝因について「完投したエースの平野投手を含め、我慢して粘り強い攻撃と守備をしたことがいい結果を生んだと思います」と話していました。

また、対戦した高知の持ち味である投手リレーへの対応については「低めは徹底して捨て、高めだけを狙っていくというバッティングを最後まで貫きました」と話しました。

そのうえで準々決勝以降の戦いについて「選手たちは自分が想像つかないくらい成長しています。今後は、3、4点で勝利を争う試合をしていきたいです」と意気込みました。

平野投手「仲間を信じて最後まで腕を振った」
完封した前の試合に続き、4失点ながら1人で投げきった専大松戸高校のエース、平野大地投手は、同点に追いつかれた8回の場面について「チームメートが『想定内』『まだ大丈夫』と声をかけてくれたので、仲間を信じて最後まで腕を振ることだけを考えました」と振り返りました。

そのうえで「監督が何も言わずに9回を託してくれたので、『1点あれば抑えられる』と自信を持って投げました」と話しました。春夏通じて初めての準々決勝進出については「ベストエイト以上になるのがチームの目標だったので、達成できてうれしい。これまでの甲子園では1つの大会で1勝しかできてなかったので、監督に2勝目をプレゼントできてうれしい。ここまで来たら優勝を目指します」と笑顔を見せていました。

 広川選手「打球が切れずに入ってくれてよかった」
広川陽大選手は2回に同点のツーランホームランを打つなど3打点と活躍しました。

ツーランについては、「打席に入る前に持丸監督から『インコースに入ってくるボールをしっかり振れ』と言われました。そのことば通り、しっかりとらえられました。打球が切れずに伸びて入ってくれてよかったです」と笑顔で振り返っていました。

チームとして春夏通じて初めてのベストエイト進出については、「ずっと目標にしていたベストエイトを達成できて素直にうれしいです。ここからは自分たちの力がどこまで通用するのか全力プレーで試していきたい」と充実した表情で話しました。

注目集める平野投手 スピードよりキレを重視

大会屈指の好投手として注目を集める専大松戸の平野大地投手は、ストレートの“スピード”より“キレ”を重視して2試合連続の完投を果たしチーム初のベストエイト進出に貢献しました。

平野投手は、去年、150キロの球速をマークした大会屈指の右ピッチャーです。しかし、このセンバツでは、完封した初戦を含めて最速でも145キロ前後と上がっていません。

これについて平野投手は「“スピード”よりも“キレ”を重視して大会に臨んでいる」と明かしました。27日の高知との試合では「最初はストレートの指のかかりがあってなく、思うような立ち上がりにならなかった」と序盤で3点を失いましたが、キレ重視のテーマをぶらさず徐々に調子を上げていきました。

平野投手は「キャッチャーが相手のバッターを見て、変化球を織り交ぜながらうまくリードしてくれて修正できた」とストレートにキレも出て、中盤以降は8回の1失点に抑え、9回は3つのアウトをすべて三振で締めくくりました。

2試合連続での完投については、「高知のように打てるバッターがいるチームに対しては立ち上がりからキレを出せるようにしないといけないので、そこは反省点です。そういった選手をどう抑えるかほかの選手たちと話し合って、準備したい」と話していました。

キャッチャーとしてバッテリーを組む吉田慶剛選手は「スピードは夏に求めていきます。そのためにも今大会はキレというテーマを持って戦います」とエースのさらなる進化を楽しみにしていました。

専大松戸関係者のコメント

富山 尚徳 理事長「学校として、そして持丸監督にとっても初めての甲子園2勝にとても感動しました。伝統校でありこの大会で勢いのある高知高校を相手に全力で挑み、最後はこちらに少し勝利の女神が微笑んでくれたのかなと思います。
在校生や卒業生、保護者の皆様をはじめみんなで勝ち取った勝利で、本校の歴史に残る試合だったと感じています。
今日の試合は広川選手の同点ホームランで望みをつなぎ少し流れがきたところに、平野投手が最後まで気迫あふれる投球で締めくくることができ、投打のバランスが良かったと思います。
(重要な会議があり)2勝目を現地で見ることはできませんでしたが、校長と2人でテレビの前で応援していました。流れてくる映像に合わせて校歌を歌えて、本当に幸せな気持ちになりました。
甲子園に入ってから3回ほど選手を直接激励していますが、日頃から一生懸命やっている練習が体中に滲み込んで、それが少しずつ体現されこうした素晴らしい結果として現れていると思います。それが全部出し切れたとき、優勝の二文字が選手たちの目の前に現れる、少しずつ成長していく選手たちの姿を見て、これが高校野球の真髄ではないかと思えています」

五味 光 校長「最後まであきらめない選手たちの姿に感動しました。
力投する平野投手、それを支えた打撃陣。
センバツ初勝利で1ページ、今日の勝利で初の甲子園2勝で2ページと、学校の新しい歴史のページを次々と刻んできました。自分たちの野球ができれば学校の新しい歴史を5ページでも10ページでも刻める、まだまだ上を目指してほしいです。
今日は理事長と一緒にテレビで応援していましたが、映像からはベンチでも良く声が出ていて、臆するような様子も見られず、眼差しの強さに選手たちをとても頼もしく感じていました。
生徒たちをここまで指導してくれた持丸監督に初の甲子園2勝を贈ることができて、最高の1日になったのではないかと思います。
次は初のベスト8ですが、これまでどおり最後まであきらめることなく自分たちの野球をやってもらいたいと思います」

野球部保護者会 会長平野 勝広さん (平野投手のお父様)「今日はチームの皆に勝たせてもらった1勝でした。
(平野投手)本人は、苦しんでいましたが、何とかねばり強く最後まで投げてくれました。
雨で順延したことについては、本人は昨日投げるつもりで準備していたので、気持ちの面で少し今日のピッチングに影響があったのかもしれません。
チームとしても持丸監督にとっても初となる、甲子園での2勝という目標を達成できて、本当に良かったです。
次はベスト8で、相手もこれまでの以上に強豪になります。これからは挑戦者として、チーム一丸となってぜひ勝ってほしいです」

野球部マネージャー・山方 花音さん「家族が野球大好きで、小さい頃からよく甲子園に観に来ていて、久しぶりにこの雰囲気を感じました。今は普段から一緒に頑張っている選手たちを応援できて、ワクワクして本当に楽しいです。憧れていた聖地でプレーしている選手はいつも以上に輝いていてカッコいいです。
昨日の雨天中止については、疲労が溜まっていた選手たちにとってはいいリフレッシュになったと思います。
普段から1勝にこだわり、チームとしてできることを常に考えて野球に取り組んでいる姿を近くでみているので、個々の力を出し切れば、必ず結果がついてくると思います」

次の対戦相手は高知高校

24日、大会6日の第3試合で、高知高校が大阪の履正社高校に3対2で勝ち、3回戦に進みました。大会がこのまま進めば、専大松戸高校は26日の第2試合で、高知高校と対戦します。

センバツ初勝利

22日の常葉大菊川高校との初戦。専大松戸は1回、フォアボールとデッドボール2つでワンアウト満塁として、5番の太田遙斗選手のセンターへの2点タイムリーヒットで先制しました。
さらにこの回、再び満塁とし、7番の広川陽大選手が押し出しのフォアボールを選んで追加点を奪いました。

投げては今大会注目の右ピッチャー、平野大地投手が、力のあるストレートを軸に緩急を使って打たせて取るピッチングで完封しました。

専大松戸は常葉大菊川に3対0で勝ち、センバツ初勝利をあげて3回戦に進みました。

持丸修一監督「相手投手を最後まで攻略できず、打てなかった中で、守備は本当によく頑張ってくれました」「(完封したエースの平野大地投手について)変化球がよかったので前半は変化球を多くして、後半はストレートを多くしていた。ピンチの場面を冷静に抑えられていたので、すごい成長だと思います」

平野大地投手「ピンチでも粘り強く投げ抜いて、憧れの甲子園で高校に入ってから初めての完封をすることができたので、うれしいです。また、学校として初めてのセンバツ勝利という目標を全員で掲げていたので、それを達成することができてすごくうれしいです」「甲子園で投げるのはすごく楽しくて、あっという間に終わってしまったので、もう一度投げたいです。次の試合も粘り強さを発揮して全員で勝ちにいきたいです」

専大松戸関係者のコメント

試合終了後、専修大学松戸高校の関係者が市を通してコメントを出しました。

富山理事長「2回以降は点が入らない苦しい試合でしたが、まずは1勝できて良かったです。次の試合はしっかり立て直してくれると思います。松戸市の皆さん、応援ありがとうございました」

五味校長「センバツで初勝利できて本当に良かったと思います。アルプス席に在校生卒業生をはじめ多くの応援があったおかげです。ぜひ甲子園2勝して学校の新しい歴史の1ページを開けるよう、次の試合もがんばってほしいと思います」

野球部保護者会会長 平野 勝広さん(平野投手のお父様)「春の1勝を目標にしていたので、試合が終わって勝ててホッとしたとうのが最初の感想です。松戸市にも新しい歴史を刻めたのではないかと思います。初戦ということで緊張はあったと思いますが、普段どおりのプレーが出来ていたと感じています。次の試合も一致団結して挑戦するつもりで頑張っていきたいと思います」「(平野投手について)昨日本人には自信を持って投げてこいと伝えました。プレッシャーのかかる中、完封できたのは本人とって大きな自信にもなり、春に1勝したいと臨んで結果がついてきたのは良かったと思います。今日の出来は100点です」

チアリーディング部 部長 小川 万乃さん「二年前の夏に一年生で連れてきてもらいましたが、今回は前回と違い、応援している生徒も観客も多くて声出しもできているので、応援が選手に届いていると実感出来ています。秋の大会から常に帯同して応援してきているので、チアリーダーらしく動いて声も出して応援をリードしていきたいです。次の試合では私達もレベルアップした応援をしたいと思います」

吹奏楽部 部長 賀曽利 楓さん「二年前の夏に一年生で来たときは歓声がなかったので、今回は観客も多く応援も熱気があって良かったです。野球の応援は吹奏楽部としていつでも対応できるようにしています。甲子園で演奏できる機会をもらえてとても嬉しいです。私達も悔いの残らない演奏で応援するので選手のみんなにも悔いの残らないプレーで頑張ってほしいです」

野球部マネージャー 大角 奏歩さん「甲子園に連れてきてもらえて、プレーしている選手やここにいるみんなに感謝したいです。他の学校に負けないくらいチームの雰囲気が良く、野球とそれ以外で常にメリハリをつけて楽しく出来ていると思います。冬の間に一生懸命頑張ってきた練習の成果を、この舞台で全部出しきって頑張ってほしいです」

初戦は常葉大菊川と

3月18日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の組み合わせ抽せんが10日行われ、千葉の専修大学松戸高校は、大会5日目に、静岡の常葉大菊川高校と対戦することになりました。

組み合わせ抽せんは4年ぶりに出場校のキャプテンが参加して大阪市で行われ、記念大会で例年より4校多い36校の初戦の組み合わせが決まりました。

2年ぶり、2回目の出場となる千葉の専修大学松戸高校は、5日目の第2試合で静岡の常葉大菊川高校と対戦することになりました。

専大松戸(千葉・2年ぶり2回目)ー 常葉大菊川(静岡・10年ぶり5回目)

対戦相手の常葉大菊川高校は、去年秋の東海大会で準優勝し、2013年以来、10年ぶり5回目のセンバツ出場です。
大会は今月18日に開幕し、2日の休養を含む14日間の日程で行われ、日程が順調に進めば決勝は今月31日に行われます。

専大松戸 2回目の出場へ

1月27日、松戸市内のグラウンドで練習に励んでいた専修大学松戸高校の野球部の部員たちは、五味光校長から出場決定が伝えられると、大きな拍手とあふれる笑顔で、よろこびをかみしめていました。

専大松戸がセンバツ高校野球に出場するのは2回目で、2021年以来2年ぶりです。OBにはプロ野球・日本ハムで活躍する上沢直之投手がいます。去年秋の県大会で優勝し、関東大会では準優勝。チームのエース、速球派の平野大地投手はプロ野球のスカウトからも注目を受けています。

監督「チャンスを粘りで重ねていくようなゲームを」

持丸修一監督と主将の大森准弥主将が、出場が決まった直後に記者の質問に答えました。

記者

出場が決まって率直な感想はいかがですか

持丸修一 監督

選ばれるまではどきどきして待っていましたが、正式に決まったので、練習に気合いが入って、より一層良い練習ができるんじゃないかと思います。

記者

ことしはどんなチームですか?

持丸監督

チームとしての不安はあまり持ってません。打線はけっこう、今までのチームから比べると遥かにいい打線ですね。

記者

大会ではどんな戦いをしたいですか?

持丸監督

ピッチャーがしっかり守って、少ないチャンスを粘りで重ねていくようなゲームをしてみたいですね。

記者

打線のキーマンは誰になりますか。

持丸監督

1年生ですかね、清水と中山と、4番の吉田がどう返すかですね。

記者

地元・松戸のみなさんにひとことお願いします。

持丸監督

おかげさまで初出場から7、8年たったと思いますが、やっと、いくらかですが、野球の名門校に近づいたと思います。松戸に専大松戸ありと言ってもらえるようになったかなという気がします。

JR松戸駅(提供:松戸市)

主将「1戦必勝で」

記者

出場が決まっていまの気持ちを教えてください。

大森准弥 主将

自分たちの力だけではここまで来られていない。応援してくれた皆さんのおかげで、出場が決まったので、その方々に感謝して、1戦必勝で1つでも多く甲子園で勝てるように準備したいと思います。

記者

ことしのチームのどこをみせたいですか?

大森主将

自分たちで雰囲気を作って、野球を本気で楽しんでいる姿、チーム全員で楽しんでいる姿を見ていただきたいです。ビハインドでも、勝ってても、最後まで気をぬかず、あきらめず粘り強く、専大松戸の歴史を塗り替える戦いをしたいと思います。チームのスローガンはいつでも元気よく、明るく、です。甲子園でも明るく、野球を楽しみたいと思います。

記者

地元・松戸のみなさんにひとことお願いします

大森主将

専大松戸という、松戸の名前を背負ってセンバツに出るので、松戸の名前を全国にもっと有名にできるように、いい戦いをしたいと思います。1戦必勝で、1戦1戦勝って、最終的に優勝を目指したいと思います。

95回目となることしのセンバツ高校野球には、例年より4校多い36校が出場します。
大会は3月10日の組み合わせ抽選を経て、3月18日に開幕し、2日間の休養日を含めて14日間の日程で行われます。

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