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千葉の夏はシェイクだ!房総生シェイク祭り開催中

  • 2022年08月15日

 

牛のアイスちゃんと髙橋泉キャスター

シェイク祭り開催中!

暑い夏に欲しくなるひんやりスイーツといえばシェイク。みなさんはどんなシェイクがお好きでしょうか?バニラやチョコレートなど定番もおいしいですが、10月末まで開催している「房総生シェイク祭り」では県内15市町、63の参加店で自慢のオリジナルシェイクが楽しめます。

個性あふれるシェイクが登場!

館山市でカフェを経営する嶋田はる美さんのシェイクにはなんと小さくカットしたチーズケーキが入っています。さらに刻んだパイナップルも加え、鮮やかなブルーシュガーをトッピング。
味も見た目もトロピカルです。

嶋田さん

チーズのコクとパイナップルの甘酸っぱい味が合うんです。お客さんも喜んでくれています

館山で果樹園を営む齊藤藤仁美さんのシェイクは自分の農園で獲れた2種類のイチジクがたっぷり!いちじくのジャムとコンポートがたっぷりのせられています。

齊藤さん

いちじくは秋にかけて旬を迎えるので、これからさらにおいしさが増していきます

来日20年、松戸市でカフェを経営しているインドネシア出身のリノ・センレワさんのシェイクは母国の食文化を生かした逸品!アボカドと細かく砕いたコーヒーの粉を使ったシェイクです。
どちらもインドネシアの特産です。

リノさん

インドネシアではアボカドはジュースみたいに飲むのが普通。どこのカフェにもあるんです。コーヒーと一緒にシェイクにしてインドネシアの文化を楽しんでもらおうと考えました

歴史ある酪農の地・千葉

房総生シェイク祭りは3年前から、県内の飲食店を盛り上げようと始まりました。
企画者の須藤健太さんは館山市の牧場の4代目。120頭ほどの牛を飼っています。

房総生シェイク祭りを企画した須藤さん

「生シェイク祭りの“生”というのは食材を生かすということと、おいしいものを届けたいという参加者の生き方を感じてほしいという意味なんです」という須藤さん。
さらに企画した理由がもうひとつあると言います。それは千葉が歴史ある酪農の地であることを伝えていきたいという思いです。

安房国を酪農の地に!八代将軍吉宗の夢

8代将軍・徳川吉宗が、当時は大変貴重だった乳製品を作りたいと考え、牛を飼い始めたのが、館山のある安房国。千葉は国内でもいち早く乳製品をつくっていた歴史ある場所なのです。
この知られざる歴史をシェイクを通して広めたいと願っています。

須藤さん

自家製のアイス、ヨーグルト、ソフトクリームを使っています。
ブルーベリージャムの酸味がとっても合いますよ

「参加63店のシェイク全種類食べました。これから2周目に入ります!」という須藤さん。
皆さんもこの夏はユニークなシェイクを食べ歩く旅はいかがでしょうか?

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