日本防災士会千葉県支部とNHK千葉放送局は、県内の防災・減災への取り組みや災害時の情報共有を連携して進めるため、新たに協定を結びました。
3日、千葉市にあるNHK千葉放送局で協定の締結式が行われ、日本防災士会千葉県支部の馬場内則子支部長とNHK千葉放送局の細田美和子局長が協定書に調印しました。
協定では、素早い避難など県民の的確な防災行動につなげるため、台風の接近や大雨が予想される場合の地域の「事前の備え」や、地震や津波などの「災害発生時の地域の状況」、それに被災後の各地域の「被害状況や必要な支援」といった情報を、防災士からNHKに提供することなどが盛り込まれています。
日本防災士会千葉県支部 馬場内則子 支部長
どのようにすれば、千葉県の防災力を向上させることができるのか、NHKとの連携を密にしながら考えていきたいです。
日本防災士会千葉県支部とNHK千葉放送局は今後、災害情報の発信のしかたを学ぶ研修会や防災士の番組出演などを通して、連携を強化することにしています。