千葉県のあす・未来につながる活動を紹介する「花ラジちば」のコーナー「あすちば」。
県内の大学生の取り組みをお伝えしています。松戸市にキャンパスがある流通経済大学では、“食”で千葉の魅力を広めたいと、地域の特産品を使った学食メニューの開発に取り組んでいます。番組のゲストMC・千葉県出身の柴田柚菜さんとお話を伺いました。
流通経済大学3年の幕田睦(まくた・むつみ)です。
新松戸キャンパスで「”食”を通して、学生みんなが笑顔になる」ことを目的にした「食プロジェクト」に参加しています。コロナ禍でなかなか対面での大学生活を満喫できないなか、大学に来た時に楽しめることはないか……と考えて、“学食”に目を付けました。自分たちの手で魅力的な場所に変えて、”食”を楽しめる環境を作り上げていくために、メニューの開発に取り組むことにしました。
キャンパスの周りには飲食店が多くあるので、学食でしか食べられないメニューを開発したいと考えて、松戸市にある松戸南部市場に出かけていき、地元の食材を調査しました。
私は柏市で育ったのですが、小学校が自然豊かな場所で、給食では地元の食材を使ったものがよく出ていました。柏や松戸は東京に近いけれど、実はおいしい野菜をいっぱい作っています。学食でもそうした地元の食材をいっぱい使ったメニューを考案したら、特色が出るのでは?と特産である枝豆などの食材を購入し、実際に調理してみました。
枝豆と油揚げがたっぷり入った炊き込み風ご飯と味噌汁です。枝豆の味がしっかりして、定食にしたとき何を付け合わせにするか、考えるのが楽しみです。
プロジェクト2年目の今年は、実際に生産者とつながったりしながら食材の知識を深め、来年3年目に、実際の学食メニューとして採用してもらいたいと思っています。
千葉県出身の私は千葉が大好きですが、全国的にはテーマパークのイメージが強すぎて、それ以外があまり知られていないような気がします。流通経済大学の学食やカフェは地域の方も利用していただけます。まずは学生たち、そして地域の人たちに、千葉県の食材やローカルな食べ物を知ってもらい、千葉のことを好きになってもらえるよう、メニュー開発に力を入れたいと思います。
「花ラジちば」新ゲストMC、乃木坂46の柴田柚菜さんとは、千葉県の”給食トーク”で盛り上がりました。
千葉県には、新鮮な魚やピーナツ、そして梨など、おいしいものがたくさんありますよね。学食にはぜひ低糖質メニューも!採用されたら食べに行ってみたいです。