【動画】鉄道あの頃 #21 昭和・平成“日光戦争”

  • 2023年07月18日

NHK蔵出し動画(1分24秒)

それは昭和初期から始まった

栃木県の世界的な観光地、日光へ。日光に至る鉄道は1890(明治23)年に私鉄 日本鉄道により開通、のちに国有化されましたが、そこに東武鉄道が1929(昭和4)年 東武日光駅までの路線を開業、国鉄と東武鉄道との激しい競い合いが始まります。“日光戦争”とも呼ばれました。
映像からは、双方が投入した新型車両でスピードアップや車内設備を競っていた様子がうかがえます。

東京と日光を約2時間で結んだ157系電車準急「日光」
車内にビュッフェやサロンを備えた東武「デラックスロマンスカー」

協調の時代 車両もさらにモデルチェンジ

東武鉄道とJR東日本の会見

平成に入っても続いた競い合いでしたが、2004(平成16)年10月、JR東日本と東武鉄道の両社が相互直通運転の開始を発表。その1年半後から、JR新宿駅と東武日光駅を結ぶ、両社の車両を使った直通特急が走るようになりました。

そして2023(令和5)年7月15日には、東武鉄道の新型特急「スペーシアX」が運行を開始。観光列車も新時代を迎えました。

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