“認知症予防に効果”食材使い料理教室 長野 諏訪

認知症の予防に効果があるとされる食材を使った料理教室が長野県諏訪市で開かれました。

健康料理教室は、諏訪市の食生活改善推進協議会が22日開き、地元に住む12人が参加しました。
教室では講師を務めた協議会の会員が、サバなどの青魚に多く含まれる「不飽和脂肪酸」が、認知症に関係する脳の中のタンパク質の働きを抑える効果があると説明しました。
また、抗酸化作用が期待できる栄養素として、かぼちゃや春菊に含まれるベータカロテンやビタミンEなどを紹介し、積極的にとるよう呼びかけました。
このあと参加者は、これらの栄養素が多く含まれるサバの缶詰を使ったパスタとかぼちゃや春菊のチヂミを作りました。
参加者は1時間ほどで2品を完成させ、試食しながら感想を伝え合っていました。
80代の女性は「認知症を予防したくて参加しました。簡単だったので自宅でも作ってみたいです」と話していました。
また70代の女性は「パスタもチヂミもおいしかったです。認知症になりたくないので、サバ缶などの青魚を積極的にとり入れたいです」と話していました。