江戸川の新しい橋の開通前に両岸の市民が交流

江戸川の新しい橋の開通前に両岸の市民が交流

交通渋滞を解消するため、埼玉県三郷市と千葉県流山市の県境を流れる江戸川に、今月下旬、新しい橋が開通するのを前に双方の市民がイベントで交流しました。

12日は2週間後に開通するおよそ2キロの有料道路「三郷流山橋」に両市の市民およそ1000人が集まってスタンプラリーなどを楽しみました。
三郷市と流山市は都市化に伴う人口の増加に加え、大型商業施設や物流拠点の進出で交通需要が高まっていますが、これまで往来可能な道路は下流にある流山橋だけで交通渋滞が課題となっていました。
橋が開通すれば中心部の間の移動時間がおよそ10分短縮されるということで、イベントでは小学生のチームが地元出身の元オリンピック選手などとリレーを競って、舗装されたばかりの道路の感触を確かめていました。
リレーに参加した小学6年生の男の子は「きれいな道路や景色が見えて気持ち良く走ることができました」と話していました。
三郷市から家族と参加した男性は「橋ができて渋滞が少なくなれば快適になると思います」と話していました。