高崎の食文化をPR 「キングオブパスタ」開催 群馬

小麦の生産が盛んな群馬県高崎市でパスタをふるまう店がその味を競うイベント、「キングオブパスタ」が開かれ、多くの家族連れなどでにぎわっています。

このイベントは高崎市の食文化をPRしようと14年前に始まり、各店舗が出すパスタ料理を訪れた人たちが味わって投票で優勝の店を決めます。
ことしは市内18の店舗が参加し、地元産のきのこや野菜を使ったクリームソースのパスタや、県産のいのぶたを素材にしたハンバーグがのったパスタなど独自のメニューが並びました。
訪れた人はチケット1枚で5食分のパスタを味わうことができ、会場には午前中から多くの家族連れなどが訪れて、それぞれの店の味を楽しんでいました。
実行委員会によりますと、ことしは原材料価格の高騰や運営費用の増加で当日のチケット料を去年より500円値上げし、3000円にしたということです。
前橋市の50代の男性は「どれもおいしく、いろいろな味を楽しんでいます。街のにぎわいにもなっていいイベントだと思います」と話していました。
この催しは、12日午後3時半まで高崎市内の「もてなし広場」で開かれています。