千葉 成田市で航空業界の仕事を高校生に紹介する教室

航空業界の人材確保につなげるため、高校生に仕事の魅力を伝えようと現役のグランドスタッフや保安検査員が仕事を紹介する航空教室が4日千葉県成田市で開かれました。

成田空港近くの航空会社のビルで開かれた教室には、新型コロナウイルスの規制が緩和されて航空需要が高まり、業界の人材確保が課題になる中、県内外から高校1年生と2年生、およそ70人が参加しました。
参加した高校生は、ANAグループのスタッフの指導を受けながら模擬カウンターを使って乗客に見立てた相手に接客し、搭乗手続きから荷物にラベルを貼るまでの仕事を体験しました。
また、空港内のアナウンスでは、グランドスタッフが搭乗案内を伝える際に聞こえやすい発音方法を説明し、高校生がマイクを使って実践していました。
参加した高校2年生の女子生徒は「将来的には航空業界で働きたいと思っているのでこういう機会があって楽しかったです。実際にやってみてコミュニケーション力が必要だと感じたので、身につけていきたい」と話していました。