クラウドファンディングで作った土俵で子ども相撲大会 千葉

千葉県館山市で相撲の普及に取り組むNPO法人が作った土俵が完成し、8日、子どもたちが参加する相撲大会が開かれました。

千葉県館山市で開かれた相撲大会にはおよそ40人の小学生が参加しました。
大会で使われたのは、相撲の普及に取り組むNPO法人がクラウドファンディングで資金を集めてことし6月に完成させた土俵で、大相撲の土俵と同じ土が使われています。
まず、子どもたちは「しこ」など相撲の基本的な動作を学びました。
そして3つのグループにわかれて取組を行い、子どもたちは真剣なまなざしで熱戦を繰り広げ会場からは大きな声援や拍手が送られていました。
小学2年生の男の子は「これからもっと強くなるために練習したいです」と話していました。
主催したNPO法人「相撲リージョナル館山イノベーション」の太田雅巳代表は、「皆さまのおかげで土俵を作ることができました。子どもたちがこんなに相撲に興味があることに驚きました。子どもたちのために相撲が出来る環境作りを続けていきたいです」と話しています。