埼玉 川越 倉庫と住宅で火災相次ぐ あわせて2人死亡

埼玉 川越 倉庫と住宅で火災相次ぐ あわせて2人死亡

16日午前、埼玉県川越市で工場が並ぶ地域の一角にある倉庫と住宅で火事が相次ぎ、それぞれの現場からあわせて2人の遺体が見つかりました。
警察と消防は身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。

16日午前10時50分ごろ、川越市今福にある工場が並ぶ地域の一角にある倉庫で火事があり、消防車15台が出て消火作業が行われ、7時間半余りたった午後6時半すぎに消し止められました。
警察によりますと、現場から1人の遺体が見つかったということです。
倉庫を使用する会社の50代の男性従業員と連絡が取れなくなっているということで、警察で確認を進めています。
倉庫には段ボールやゴミ収集車などが置かれていたということです。
現場はJR川越駅から南に2キロ余り離れた場所です。
一方、午前8時40分ごろ、川越市宮元町の山下裕和さん(61)の住宅から火が出て木造2階建ての住宅が全焼しました。
この火事で、焼け跡の1階部分から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、山下さんは1人暮らしで火事のあと連絡が取れなくなっていて、警察は亡くなったのは山下さんとみて確認を進めるとともに火事の原因を調べています。
現場はJR川越駅から北に3キロほど離れた住宅地です。