敗れるも 宮澤ひなた選手の地元で温かい拍手 神奈川 南足柄

敗れるも 宮澤ひなた選手の地元で温かい拍手 神奈川 南足柄

サッカー女子ワールドカップの準々決勝で強豪、スウェーデンとの試合に先発した宮澤ひなた選手の地元、神奈川県南足柄市ではパブリック・ビューイングが行われ、1対2で惜しくも敗れた「なでしこジャパン」に温かい拍手が送られていました。

会場には宮澤選手の母・貴代さんや兄の佳汰さん、それに地元の人たちおよそ80人がキックオフの30分程前に駆けつけました。
試合前、貴代さんは「ひなたからはきょうの朝も『楽しんでくるね』と連絡がありました。勝つことにこだわらず楽しんでプレーしてほしい」と話していました。
試合は後半37分、2点を追いかける日本がゴールをこじ開けると、会場からは「おぉ」という歓声があがり、一斉にスティックバルーンをたたいて喜びあいました。
試合は1対2で日本が敗れ、会場からはため息がもれていましたが、すぐに「ひなた」コールとともに温かい拍手があがっていました。
母親の貴代さんは「苦しい試合でしたけどよく頑張ってくれたと思う。帰ってきたらお疲れ様でしたと伝えたい」と話していました。
応援にきた40代の女性は、「ゴールを決めてくれると思ったので悔しいですが、まだこれからも張って欲しい」と話していました。