脱炭素目指す新生活「デコ活」推進 環境省が自治体などと連携

脱炭素につながる働き方や暮らしなど新しい生活スタイルを「デコ活」と称して、環境省は自治体や企業と連携して推進することになりました。

2030年度までに温室効果ガスの2013年度比で46%削減の目標達成に向け、環境省は自治体や企業による協議会を発足させ、自宅でのテレワークや製造過程で二酸化炭素の排出量を抑えた製品の導入など、脱炭素につながる新しい生活スタイルを推奨しています。
13日は「クールビズ」の名称を決めた小池都知事などが参加して選考会が開かれ、脱炭素につながる新しい生活スタイルを推進するキャンペーン名を「デコ活」に決めたことが公表されました。
「デカーボナイゼーション」=「脱炭素化」と「エコ」を組み合わせ、「前向きに活動する」という思いが込められているということです。
小池都知事は「クールビズも当初は非常識と言われたが、今は常識となっている。ちょっとひっかかりがある言葉によって共感を呼ぶように広げていきたい」と話していました。
また、西村環境大臣は「国民ひとりひとりの意識や活動を変えるキーワードにしていきたい」と話しています。