障害者アート作品の商品化を 浴衣など紹介 埼玉 川越

障害のある人が描いた絵などの魅力を知ってもらおうと、作品がデザインされた浴衣やTシャツなどを紹介するイベントが埼玉県川越市で開かれました。

このイベントは、障害のある人たちのアート作品の魅力を広め、商品化して収入の確保につなげようと、市民グループが地元の川越市で開きました。
イベントでは、障害のある人が描いた色鮮やかな模様や動物などをデザインした浴衣やTシャツなどを、グループのメンバーが身に着けて紹介しました。
また、地元の高校生が、作品をカレンダーとして生かせることを提案していました。
参加した高校生は「福祉に興味があり、参加しました。障害者アートを広めるために自分でもできることがあると思いました」と話していました。
イベントを企画したヴェソラウスキー阿里耶さんは「障害者アートを楽しく発信したいと考えました。さまざまな企業とアーティストをつないで商品化させ、こうした動きを全国に広げていきたい」と話していました。