「あまご」
ロケ地:伊豆市
旬:通年
あまごは、銀色に輝く美しい姿と、澄んだ水にしかいないことから、
「清流の女王」と呼ばれています。
臆病な魚で釣るのが難しく、釣り人にとっては憧れの魚です。
伊豆市天城の下山さんは、18年前からあまごの養殖をしています。
もともとは、にじますの養殖をしていましたが、
あまごのおいしさに衝撃を受けて、あまごの養殖を始めました。
にじますを育てていた知識と経験があるにもかかわらず、
最初は3年連続で全滅してしまったといいます。
あまごは、非常に憶病な性格のため、与えた餌を食べないのが原因でした。
養殖を始めて4年、下山さんは、
孵化して2か月の時期に餌に慣れされることが重要だと気付きました。
下山さんは
「卵から製品になるのは、15~20%ぐらいしかない。
だから、本当にかわいくて愛おしい。」
と、いいます。
下山さん一番のおすすめ
あまごの漬け丼
きれいな水と、徹底した餌の管理で育てる養殖のあまごは、
天然ものと違い、生で食べることができます。
あまご本来の甘さを楽しむには、刺身が一番だといいます。
ちなみに、真ん中に乗っているのは、あまごのいくら。
“黄金いくら”と呼ばれているそうです。