「レモネード」は、沼津市西浦地区特産の果物です。
レモンと香りや見た目が似ていることから、レモンに近い品種といわれています。
まろやかな酸味とさわやかな甘さ、皮に苦みがなくて柔らかいので、
丸ごと食べることができるのが魅力です。

レモネードは、原産がニュージーランドです。
寒さに弱く国内での栽培が難しいとされ、
作っているところがほとんどないといいます。
西浦地区は、海に面した温暖な環境のため、レモネードも育ちます。

そしてもう一つ、重要なのが「農家の技術」です。
西浦地区は、江戸時代から続くみかんの産地です。
「代々受け継がれてきた、みかん栽培の知識と技術があったからこそ
レモネードを作ることができた」と農家の石倉さんはいいます。