「三島のにんじん」
産地:三島市笹原地区
旬:12月中旬~1月下旬
標高およそ500m、山の中腹に位置する三島市の笹原地区は、
古くからにんじんの産地として栄えてきました。
三島のにんじんは、鮮やかな色とツヤ、そして甘みが強いのが特徴です。
笹原地区は、富士山と箱根山、2つの火山の間にあり、
県内一の火山灰土壌です。
肥料を蓄える力が強い土のため、
にんじんは栄養をたっぷりと吸って育ちます。
また、山の中腹にあり斜面になっているので、
雨が降っても水が流れやすい土地です。
にんじんにとって水はけのよい環境のため、表面がつやつやになります。
そして、甘さを生み出しているのは「寒さ」です。
霜にあたると、にんじんは凍らないように糖分をたくわえる性質があります。
笹原地区は市街地より気温が低く、雪が降ることもあるといいます。
寒さが厳しいこの地区だからこそ、甘くておいしいにんじんが育ちます。
「三島のにんじんは、生がおすすめ」