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「うまいら!」特別編~静岡市中央卸売市場へ潜入!~

5月23日(木)「たっぷり静岡」放送『うまいら!』
  • 2024年05月25日

 

「うまいら!」特別編~静岡市中央卸売市場に潜入!~

毎週木曜日にたっぷり静岡で放送している「うまいら」では、
静岡市中央卸売市場の12人の方に、
旬の魚、野菜、果物について教えていただいています。

しかし、市場ってどんなところなのか?
行ったことのない方、私も含めて多いかもしれません。
ということで今回は、ものすごーく早起きして、
静岡市中央卸売市場を訪ねてきました!!

 ★記事の末尾には期間限定で動画も公開★

NHK静岡キャスター 本多葵

魚、野菜、果物を扱う「静岡市民の台所」

静岡市葵区にある、静岡市中央卸売市場。
まずは市場の役割について!!
市場にはどんな役割があるか、ご存じでしょうか?

私たちは普段、スーパーなどから商品を買っていますよね。
スーパーなど小売店は、商品を仕入れなくてはならないのですが、
直接取り寄せようとすると、時間コストもかかってしまいます。

 

そこで重要となるのが、市場です。

市場は、全国各地から生鮮食品を集め、
仕分けして各小売店に届けられます。市場があるからこそ、
私たちは、新鮮な食材を、たくさん選ぶことができるんです

市場の役割とは、生産者と消費者を繋ぎ、安心安全な食品を届けることです。
 

午前3時前 静岡市中央卸売市場へいざ潜入!!

 

時刻は午前3時前。辺りはまだ真っ暗です。

 

この日は0時半に起床。始めて起きる時間でした・・・!
撮影クルーもみんな、朝起きられるか前日からドキドキでした。

小売店が開店する前に配送しなくてはいけないため、市場の朝は早いのです。

 

ちなみに、市場で働く方の1日の流れは、
日付が変わったばかりの午前1時半に起床2時に出勤
11時まで仕事をして、19時に就寝という生活です。

わたしもこの日は前日19時に寝ましたが、
リズムができていないため全く寝付けませんでした!!

 

魚を扱う「水産卸売会社」へ。
この日、前日の悪天候の影響で、入荷が少な目とのことでしたが・・・。

 

100キロを超える本マグロに、

 

活きのいい伊勢えび、そして・・・

生のホッケ!なかなかこの状態のホッケは見ることはないですよね。
全国各地からやってきた、様々な魚を見ることができました。

扱っているのは魚だけではない!!

 

いつもうまいらに出演していただいている、大橋満久(おおはし・みつひさ)さん。

本多

大橋さんは何のご担当をされてるんですか?

大橋さん

練り製品全般を担当しています。
 はんぺんとか、かまぼことか。

 

水産卸売会社は「鮮魚部(せんぎょぶ)」「塩冷部(えんれいぶ)」があり、
さらに「課」で担当が分かれています。それぞれ専門的な知識が
必要なため、他の部署への異動はないそうです。まさにスペシャリストです。

 

 

卸売会社で働く人の主な仕事は「魚の値段を決める」ことです。
ここでの値段が店頭の値段、
さらには私たち消費者の家計に影響する重要な仕事です。

そのため「卸売市場(おろしうりしじょう)法」という法令があり、
みんな講習を受け、「セリ人」の登録が義務付けられています。
 

 

魚の値段ってどうやって決めているの?

 

こちらもいつも「うまいら!」でお世話になっている白鳥さん。
白鳥さんは、生のマグロとカツオの担当です。

本多

白鳥さんはどんなところを見て値段決めているんですか?

白鳥さん

その日の入荷量、浜の方の買い付け値段、魚の鮮度や色、
脂の乗り具合なんか見て値段を決めています

これも「職業病」!?

白鳥さん

水族館に行くと、魚を見て魚の善し悪しや
値段をつけてしまったりしちゃいますね。

これ、みなさん「あるある」だそうです(笑)

冷凍まぐろの「セリ」を見学!!

 

続いて見学させてもらったのは、冷凍まぐろの「セリ」です。
まぐろにはそれぞれ、尾の断面が添えられています。
これを見て、脂ののり具合や、鮮度を確認します。

こちらは切っているときの様子。切ったばかりの断面は平面ですが

時間が経つと鮮度がいいものほど、このようにモコモコと盛り上がってくるんだそうです。

確かによく見ると、平面のままの断面と立体的なものがあります。
プロが見るとここに値段を決めるヒントが隠れているのですね。

 

いよいよセリの開始です。
こちらの台に立っているのが「セリ人」です。
セリ人は、掛け声をかけながら、瞬時に値段を判断します。

 

壁側にいるのが「買い手」
買い手は、声ではなく、指で希望の金額を提示します。

1匹の値段が決まるのは、わずか数秒。時間をかけないのは、鮮度のためです。

わたしもセリをずっと見ていましたが、あっという間に終わってしまいました。
プロの仕事の速さに感動しました。

仕事が一段落した大橋さんと白鳥さんに改めてお話をうかがいました。

本多

2人はどんなところを大切に日々お仕事をされていますか。

大橋さん

静岡の人は練り製品をよく知ってるもんで
いい商品を紹介するように心がけております 

白鳥さん

消費者の方が食べてみて美味しいって思える魚を販売することを
心がけているのでぜひとも興味を持って食べていただきたいですね。

 

わたしたちが当たり前のように日々スーパーなどで手に取っている食品は
市場の働きがあってこそなのだと改めて感じました。

静岡には新鮮な海鮮がたくさんあります。
なんとなく消費するのではなく、
地域の特産物に関心を持ち、美味しく味わいたいですね。

市場の方は「消費者の方と対面する機会がないので、
市場のことについて知ってもらえることがうれしい。」と話していました。

静岡市中央卸売市場は、一般の人への
販売は行っていないので、入ることはできません。
ただ年に1回、市場で行われる「市場まつり」では、
場内に入って市場の雰囲気を楽しむことができます。
市場まつりは10月に行われる予定なので、またお知らせいたします。
 

 

これからも毎週木曜日の「うまいら!」ぜひお楽しみに!!
★動画はこちら(期間限定で公開)★

  • 本多葵

    静岡局 キャスター

    本多葵

    たっぷり静岡リポーター


    祖父母の家が湖西市新居町だったため新鮮な魚を食べて育ちました。
    マグロとカツオが大好きです!

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