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浜松市 第二の人生を楽しむ!そば打ち道場に入門

4月24日 『しず♡LOVE』放送
  • 2024年05月10日

新年度になり新しい環境に飛び込んだ人も多いと思います。
新しいことにチャレンジする人も多いのではないでしょうか。
浜松市中央区では「そば打ち」を極める教室が、
会社を定年退職し、第二の人生を楽しむ方々を中心ににぎわっています。

取材 静岡局 本多葵キャスター
☆記事の最後には、期間限定で動画も公開☆

第二の人生を楽しむ!浜松市のそば打ち道場

 

力強く生地をこねたり・・・

丁寧に生地をのばしたり。

浜松市のそば道場。
美味しいそばを打ちたいと、そばが大好きな方たちが集まっています。

そば打ち道場の会長の大森 正人(おおもり まさと)さん。

そばよりうどん派だったという大森さん、
30年前に長野で食べたそばに感動してそば打ちをはじめました。
そばの世界に魅了されてその5年後にはご自身もそば屋も始めました。

今も毎日そばを打ち、美味しいそば作りと向き合っています。

本多

大森さん、そば打ちの魅力はどんなところにありますか?

大森さん

そばは打てば打つほど難しく、終わりがないところです。
あと、そばについて語り合える友達がたくさんできることですかね。

大森さんが教えるそば打ち道場には70人もの生徒さんがいます。
美味しいそばを作りたいと、大森さんのもとへやってくる方々。
定年退職して、新たなことに挑戦しようと始める人が多いんだそうです。

そば打ち道場に入門!そば打ちの手順って?

そば打ちは大きく分けると5つの工程があります。
水回し、こね、のし、たたみ、切りです。
ご存じの方も多いと思いますが
それぞれの作業がそば打ちに非常に大切なんだそうです。

①水回し

最初の工程、水回しをしているのは、そば打ち歴10年の榑松さんです。
そば粉に水を加えて生地を作っていく作業です。
水の分量は、その日の湿度や温度で変わってくるんだそう。
繊細で、大切な工程です。

榑松さんがそば打ちを始めたきっかけは、家族がそばを好きだったので
自分で打っておいしいそばを食べさせたいと思ったからと話してくれました。

家族のために心を込めて打つおそば。素敵ですね。
 

②「こね」

生地が丁度良い硬さになったら次の工程、こねです。
そば打ち歴10年の丹羽さん。
現役時代はエンジニアをしていたそうです。
今はそばと向き合い、力強く生地をこねます。
コネの工程は「麺のコシ」に影響します。

生地はどれくらいこねるのかというと・・
回数ではありません。
そばが『もういいよー!』と言ってくるまでです。
何度もそばを打つ中で感覚をつかんでいくのですね。
 

③延し(のし)

 

続いて延し(のし)。生地を薄く伸ばします。

そば打ち歴10年の内藤さん。丸い生地を四角く延ばしています。
綿棒だけで丸を四角にしていくんです!
この作業はとても難しく10年そば打ちをしている内藤さんも
今でもまだまだ習得中だと言っていました。
そば打ちに終わりはないんですね!

そば打ち歴12年の袴田さんは延しの仕上げの作業をしています。
重要なのは均一な厚みにすること。

薄さおよそ1.5ミリ!!ちょっと持つだけで破れてしまわないかと
ドキドキしました。

④「たたみ」

次はこの薄く切った生地をたたんでいきます。

作業をを見に来たときには、もうたたんでありました!
綺麗な長方形。
優しく生地に触れて、そば包丁に収まる長さまでたたみます。

そば打ち歴8年の山本さんは「そば打ちは難しいところが好き」なんだそう。
打てば打つほどそば打ちの魅力にハマっていくんですね。

⑤「切り」

最後は生地を切ります。そば道場の会長、大森さんに切ってもらいました。
切るときは姿勢が大切なんだそうです。
包丁をまっすぐ垂直におろして、
一定のリズムで切っていくと均一なそばができます。

「トントントン」とあっという間に麺になっていくのがとても気持ちが良いです。

同じ細さの麺が出来上がりました!!

「そば切り」に本多キャスターも挑戦!!

そばを切る工程、私も挑戦しました!!

大森さんのアドバイスを意識してリズムよく切っていきますが・・・
そばにしてはちょっと太い・・?

左が大森さんが切ったそば、右が私が切ったそば。
比べると私のそばは2~3倍の太さになっています。
細く切ったつもりが、難しい!!

そば作りの難しさを感じました。

 

大森さんにそば打ちで一番大切にしていることを聞きました。

大森さん

そばを打つときには「自分の気持ち」を入れてください。
それが隠し味となって必ず出てきます。
気持ちを入れて打てば、おいしいそばができます。

いつでもおいしいそばを打つために「ワクワクする気持ち」を忘れないという大森さん。
そば打ち道場にはそばに情熱を注ぐ方々が集まっていました。

新生活が始まって1か月あまり。
皆さんも新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

★リポート動画はこちら↓(期間限定で公開)★
 

取材後記

自分で切ったそば、家でゆでて食べてみました!
太さがまばらなので固いところと柔らかいところがありましたが
「気持ちを込めて」切ったので美味しかったです!

取材を通して皆さんが目を輝かせてそばについてお話してくださるのを見て、
「新しいことに挑戦し続ける大切さ」を感じました。

  • 本多葵

    静岡局 キャスター

    本多葵

    磐田市出身。
    たっぷり静岡リポーター
    趣味はランニング。
    マイブームはお笑いライブを見に行くこと。

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