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大河ドラマ特別展「どうする家康」 森崎ウィンさんの動画も!

静岡市美術館で、11月3日(金・祝)~12月13日(水)まで開催 ※会期中、一部展示替えあり
  • 2023年11月09日

 

大河ドラマ「どうする家康」をご覧いただいている方の中には、「徳川家康が生きた時代のことをもっと知りたい!」と感じられている方も多いのではないでしょうか。
今回は、11月3日(金・祝)より静岡市美術館で行われているNHK大河ドラマ特別展「どうする家康」の見どころをたっぷりとお伝えします。

国宝6点を含む貴重な展示品をご紹介

まず最初に出迎えるのがこちら!大きな扇子の形をした展示品です。

およそ2メートルほどの高さがあるこちらは、「金扇馬標(きんせんうまじるし)」といって、戦で大将の所在を示す目印とするもので、こちらは、戦で家康の居場所を示すために使われていた実物ということです。そして、この馬印は戦を描いた屏風の中にも描かれています。
 

長篠合戦図屏風(ながしのかっせんずびょうぶ)
長篠合戦図屏風に描かれている金扇馬標

こちらの「長篠合戦図屏風(ながしのかっせんずびょうぶ)」にも馬標が描かれています。この馬標は他の屏風の中にも描かれており、その戦のリアルさを感じることができます。

担当学芸員(髙橋さん)にお話しを聞いてみました!

キャスター

髙橋さん、専門家から見る今回の展覧会の見どころはどのようなところですか?

髙橋さま

今回の見どころは、全国から集めた家康に関連する資料を通して、家康の生きた時代をリアルに感じて頂くというところです。

キャスター

その中でも髙橋さんが注目してほしいのは刀なのですね?

髙橋さま

全国から集めた名刀19振をご紹介しています。
山形から大阪まで各地をお伺いしてお借りしてまいりました。

キャスター

そのような髙橋さんの努力もあって、今回展示される国宝6点は全て刀ということです。

特にご覧いただきたい刀はこちら!

 

髙橋さま

こちらが本多忠勝が家康に贈った正宗の名刀で国宝になります。

本多忠勝は、唯一早くから家康に仕えていました。家康は非常に多趣味な人物で、刀剣も特に好きだったと考えられます。

勇猛果敢な戦働きで家康を支えた本多忠勝
キャスター

この刀の特徴というのは、どのようなところですか?

髙橋さま

我々はよく「明るく冴えている」というような表現をするのですが、こちらの刀は明るく冴えています。
近くでご覧いただくと鋼の細かな微粒子が全体に非常に美しく付いていまして、それが見る角度によってきらきらと美しく光り輝きます。

美しく輝く刀剣 正宗
髙橋さま

白い部分が刀紋と呼ばれる部分なのですが、こちらもきりっと非常に美しく引き締まった緊張感のある刀紋が焼かれています。

大河ドラマ「どうする家康」で描かれる関ケ原の戦いで起きた「ある事件に関する資料」をご紹介します。

髙橋さま

こちら徳川秀忠の書状です。秀忠といいますと関ヶ原の合戦に遅れてきて家康に叱られたというエピソードが伝えられていますが、その8日前にあたる9月7日にこの書を送っています。
真田昌幸が守る上田城の攻略が終わり次第、そちらに向かいますといったことが書かれています。

キャスター

この後、まさか遅刻するとは思っていないということですね。

静岡でしかみることができない貴重な展示品はこちら!
 

髙橋さま

こちらが関ケ原の戦いの際に家康が着用していた「歯朶具足(しだぐそく)」です。

キャスター

近くで見るとすごく重厚感もありますし、何より少し怖さすら感じますね。
家康が着ていた甲冑(かっちゅう)というと金陀美具足(きんだみぐそく)のような豪華絢爛なイメージがあるのですが、それと比べると色合いは真逆ですよね。

髙橋さま

黒を基調とした色彩で、非常に落ち着いた渋い印象を受けると思います。

髙橋さま

こちら歯朶(しだ)の前立といいまして、通常のかぶとの前に取り付ける飾りになります。歯朶はお正月飾りにも使われるように非常に縁起物なんですね。
歯朶は別名「勝草(かちくさ)」と言い、ゲン担ぎではないですけれども家康が勝利を祈って選んだモチーフなのかなと考えられます。

キャスター

これはなぜかぶとに取り付けられてないのですか?

髙橋さま

かぶとをご覧頂くとわかると思いますが、どこにも付けるところが無いのです。
恐らく、家臣がそば近くでささげ持つような使い方がされたのかなと想像できます。

こちらも必見の重要文化財です!

髙橋さま

狂言の家元が家康から拝領した小袖です。

髙橋さま

葵の紋も入っていますように家康が着用していたものを家元に贈って、そのお礼として家元が家康の前で一曲舞ったのではないかと思われます。
デザインの特徴は、同時代の秀吉や信長といった武将たちは、非常に豪華絢爛できらびやかなイメージが強いかと思いますが、こちらにはそういったギラギラしたところは感じられません。

髙橋さま

こちら竹を描いて表現していますが、幹の部分を注目してご覧いただきますと「鹿の子絞り」という技法を使って表現されています。
落ち着いて上品で洗練されたデザインが見てとれます。

今回ご紹介したのはほんの一部です。家康にちなんだ生活グッズなど家康のリアルを体感できる貴重な展示品の数々をお楽しみください。

森崎ウィンさんからのメッセージ

大河ドラマ「どうする家康」徳川秀忠役の森崎ウィンさんからのメッセージです。
本展を見た感想などをコメントしていただきました。ぜひご覧ください!

またとない機会です!ぜひ、ご来場ください

静岡市美術館史上最多の国宝・重要文化財約50点が展示されています。
武田信玄、織田信長、豊臣秀吉をはじめ、酒井忠次、本田忠勝、榊原康政ら「徳川四天王」に代表される家臣団の精鋭たちゆかりの肖像画、武具なども数多く展示されています。皆様、この機会にぜひ足を運んでみてください。

 

開催期間:2023年11月3日(金・祝)~12月13日(水)
     午前10時~午後7時 ※展示室入場は閉館の30分前まで
     ※休館日:11月20日(月)
会場:静岡市美術館<静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3F>
交通手段:JR「静岡」駅北口より徒歩3分
詳細はこちら

11月は!ファミリーフェスタin静岡 大河ドラマ「どうする家康」
大河ドラマ「どうする家康」全国巡回展に加え、静岡市内各所で家康関連のイベントを同時開催しています。特に11月11日(土)と12日(日)は、大人から子どもまで楽しめるワークショップや、甲冑に関する専門家のトークイベント等も開催します。
詳細はこちら

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