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静岡 がんの検体取り違えか 県立総合病院が別の患者の前立腺摘出

  • 2023年10月23日

静岡市の県立総合病院で、2023年7月、患者を取り違えて、がんではない60代の男性患者から前立腺を摘出する医療ミスがあり、病院は患者側に謝罪しました。

検体取り違えか がんでない前立腺摘出

静岡市葵区にある静岡県立総合病院によると、60代の男性患者はことし7月、前立腺をすべて摘出する手術を受けましたが、手術後に摘出した前立腺を調べたところ、がんではなかったということです。

男性患者は手術の3か月前の4月に組織の一部を採取する検査を受けましたが、この検査の際に80代の男性患者と検体を取り違えたとみられるということです。検査は同じ部屋でこの2人の患者に連続して行われ、採取した検体を入れる容器が近くに置かれていたため、間違った可能性が高いということです。

県は補償検討 病院は再発防止へ

病院は2人に謝罪しましたが、前立腺を摘出した60代の男性患者には尿漏れなどの症状が見られ、県は補償について検討しているということです。一方、80代の男性は本来の治療開始から5か月ほど遅れてしまっていて、高齢のためホルモン療法を実施しているとしています。

病院は再発防止策として、連続して複数人の検査をする際は部屋を分けるなど手順を見直すことにしています。

静岡県立総合病院 小西靖彦院長

静岡県立総合病院の小西靖彦院長は会見で、「患者様やご家族の心と体に負担をかけたこと、病院として信頼を裏切ることになり心から深くおわび申し上げます」と謝罪しました。

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