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静岡 熱海土石流 被災現場に砂防ダム完成 警戒区域解除へ前進

  • 2023年03月22日

おととし7月に静岡県熱海市で発生した土石流。被災現場で国土交通省が建設を進めてきた新しい砂防ダムが完成しました。熱海市は、土石流の起点となった盛り土の撤去が順調に進めば、夏の終わりまでに警戒区域の指定を解除する方針です。

2次災害に備え 砂防ダム完成

熱海市伊豆山地区で起きた土石流で土砂が流れ下った川の上流部には推計でおよそ1万7000立方メートルの大量の土砂が不安定な状態で残っています。
国土交通省は2次災害のおそれがあるとして、既存の砂防ダムの300mあまり下流に新たな砂防ダムの建設工事を進めてきました。

新たに完成した砂防ダム

この工事が今月13日に完了したとして、このほど完成した砂防ダムが報道陣に公開されました。新たなダムはコンクリート製で、高さ13m、幅59mあり、1万800立方メートルの土砂を受け入れることができるということです。

国土交通省中部地方整備局 䕃山敦士建設専門官
足元が悪く大変な工事だったが、1日でも早く地域の安全を確保するために取り組んだ。少しでもお役に立ててうれしく思う。

「警戒区域」解除へ 前進

警戒区域の復旧作業

熱海市はこれまで、原則として立ち入りが禁止されている「警戒区域」の指定を解除する条件として、砂防ダムの完成土石流の起点に残された盛り土の撤去を挙げていました。
砂防ダムの完成により、県が進めている盛り土の撤去工事が順調に進めば、熱海市は「警戒区域」の指定をことしの夏の終わりまでに解除する方針です。

地域住民から 安どの声

新たな砂防ダムが完成したことを受けて、伊豆山地区に住む住民からは安どの声が聞かれました。

70代 男性
完成して一安心しました。離れて暮らしている人が安心して地区に戻ってこられるとよいですね。

60代 男性
立派にできているのでとりあえず安心しました。被害にあった人にとっては不安を払しょくできない部分はあると思いますが、少しずつ前向きになってもらえればと思います。

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