田中 洋行

2022年10月24日 (月)ごきげんようぎょ!【田中洋行】


みなさんこんにちは。アナウンサーの田中洋行です。静岡に赴任して2か月が経過しました。ちょっと遅くなってしまいましたが、自己紹介をさせていただきますね。

20年とちょっと前、清水区三保にある大学でサカナを学んでいた私。ひょんな思いつきから、NHKのアナウンサーになって海を伝えるような仕事がしたいな...と思い、NHK静岡放送局で職員採用試験を受けました。
当時、潜水するアナウンサーが活躍していたので、そんな仕事がしたいなと思ったのです。

(大学ではフグ毒を研究していました)


入局後は長崎、福井、名古屋、東京、千葉と勤務。幸いなことに、スタジオだけでなく、ずっと海と自然に関わる仕事を続けることができました。

(伊豆大島の海中から生中継)


そして22年ぶりに戻ってきた静岡。
改めて青い静岡の海を間近にして『やっぱり、こんなすごい海はなかなか他にはないな!』と驚きに似た感情を持ちました。
静岡県にはすばらしい山々がありますよね? 富士山や南アルプス、伊豆半島の山々...そんな地形は海底にもつながっています。そこに生息する生物の多様性や、太平洋の黒潮の恵みは、世界的にも貴重なものです。

(西伊豆から見た駿河湾)


正直、学生時代は当たり前にありすぎて、これほどの感動を抱いていませんでした。
ひょっとすると静岡のみなさんの中にもその価値の高さに気づいていない方がいらっしゃるかも知れません。知られざる地先(ちさき 目の前の海)の魅力に触れたら、静岡をもっともっと好きになるかも知れません。
せっかく静岡に来たので、これまでの知識と経験を踏まえた情報発信をするぞ!と意気込んでいます。

そして静岡の海の仕事の第1弾!

(鈴木香里武館長と)


この夏できたばかりの幼魚専門の水族館から「たっぷり静岡+(プラス)」で生中継しました。
元AKB48の大家志津香さん、館長の鈴木香里武さんと魚好きのお二人と幼魚を観察する中継ガイドツアー!
小さな魚たちが他の生き物に食べられまいと、体の形や色を変えたり、隠れたりする生態は不思議に満ちあふれていました。
「ロマンも感じますし、なにより幼魚のそんな生き様がカッコいいんですよ!」と興奮ぎみの香里武館長(笑)。いつか一緒に幼魚の採取に行きましょう!

県内には水族館や自然の博物館もたくさんありますので、展示・研究されている方のお力も借りながら海の魅力発信をしていければな...と思っています。

それでは、静岡のみなさま、ごきげんようぎょ。
これからどうぞよろしくお願いします。


投稿者:田中 洋行 | 投稿時間:15:45 | 固定リンク

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