2023年01月05日 (木)うまいら!春の七草【秋枝伶子】


新年おめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしたか?
おいしい物をたくさんたくさん(たくさんたくさん)いただいて、
胃腸がおつかれ気味...という私のような方!
1月7日は今年1年の無病息災を願って三島の春の七草をいただきましょう!

今回のうまいら!でご紹介したのは
三島市で生産されている「春の七草」です。

7日に向けて、スーパーでパック詰めを購入した
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この春の七草、
県内では三島市のたった2軒の農家でしか生産されていません。
この2軒が県内全域、さらには東京・名古屋など、大都市への出荷も行っています。

40年に渡って七草を生産している髙木美枝さん伸行さん夫妻。
1月7日、このたった1日のために
年末年始は収穫と出荷作業でゆっくりしたことはないと言います。

しかも、七種七様で好む環境も成長スピードもさまざま。
生産者が少ないため、マニュアルなども無く、毎年研究を重ねてここまできました。

つやつやのみるい「すずな(かぶ)」

農業用ハウスでじゅうたんのように育つ「せり」

三島市では、学校給食でも七草がゆが提供されています。
子どもたちから「おいしい」と大好評の作り方を
三島市立坂小学校 管理栄養士の丹澤祐美さんに教えていただきました。

個人的に気になったポイントは3つ!
① だしで炊く(米1合に対し約1リットルのかつおだし)
② 七草はさっと下ゆでし、冷たい水にさらす(苦味がなくなり、色も鮮やか)
③ 大根とかぶは時間差で加える(かぶの煮崩れを防ぐため)

これは子どもたちがぱくぱく食べるはずです!
ぜひ、皆さんも試してみてください。

三島市のマスコットキャラクター
みしまるくん、みしまるこちゃんも駆けつけてくれました。

髙木さんご夫妻が食べる方の無病息災を願いながら生産した三島の春の七草。
今年は生産地もしっかり確認して!召し上がってみてください!
2023年も良い1年になりますように。

投稿者:秋枝 怜子 | 投稿時間:19:00

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