2022年11月11日 (金)新入幕・熱海富士に期待!!【片平和宏】


アナウンサーの片平和宏です。大相撲九州場所が13日(日)に初日を迎えます。
注目してもらいたいのが、熱海市出身の熱海富士です!
おととし11月場所の初土俵から2年で新入幕を果たしました20歳の若手期待の力士です!

静岡県沼津市にある母校・飛龍高校に取材に行きました。

飛龍高校相撲部 栗原大介監督です。
高校時代は栗原監督と共に相手に圧力を与える相撲を磨いてきました。

片平:高校時代を知っている監督として、このスピード出世はどう感じていますか?

栗原監督:考えられないです。もう本当に驚きです。高校卒業の時には、大学4年の年に関取・十両に上がれたらいいなと話していたんです。あまり急ぐ必要はないと話していました。

片平:その倍以上のスピードで幕内まで昇進しているんですね。

栗原監督:そうなんです。本当に驚きです。

片平:熱海富士の成長はどんな時に感じますか?

栗原監督:飛龍高校に戻ってきて、後輩に指導しているときに感じます。これまでは「上手を取る、前に出る」など具体的なアドバイスはありませんでした。ただ最近は、左の上手の取り方、足の運び方、腰の位置など、具体的に後輩に指導してくれます。その姿を見て、関取なんだなと感じます。

栗原監督に幕内で活躍するポイントを聞きました。
熱海富士の得意の型は「右四つ左上手」。その"左上手の位置"が重要ということです。

栗原監督:手の位置は骨盤の上あたりが理想です。ここを取ると力が出ます。ここで素早く上手を取ることができれば力の強い幕内力士にも通用すると思います。今は左の上手は背中側を取ることが多いので、左上手の位置は注目です。最大の武器は前に出る圧力なので、立ち合いしっかり当たって、自分の形になれば勝ち越していけると思います。

飛龍高校相撲部を取材すると、1人小さな部員がいます。
熱海富士の妹・武井陽奈さんです。

笑顔はお兄さんに似ているように感じます。

陽奈さんも国際大会で活躍するなど、女子相撲界でトップレベルの実力を持つ高校2年生です。右の前まわしを取って、下手捻りや出し投げなど、技術の高い選手です。

片平:兄である熱海富士関の活躍はどう見ていますか?

陽奈さん:小さいころから一緒に暮らしてきた人がテレビで幕内に入るのは本当にびっくりしています。信じられないというか...

子どものころから仲がいいという2人。実は場所中にも熱海富士と電話で連絡を取ることがあるといいます。

片平:どんな話をするんですか?

陽奈さん:取組を見て、感じたことを話しています。腰が高い!脇を締めたほうがいい!寄り方がまだまだ下手くそ!などアドバイスを送っています。

片平:熱海富士関はどのように聞いていますか?

陽奈さん:「わかった...」と納得してくれます。普段負けてしまった時に連絡をするので、聞いてくれますね。

片平:これも仲がいい証拠ですね。

陽奈さん:そうですね。兄の活躍は本当に嬉しいです。将来は横綱になってほしいと思っています。自分を信じてやればもっと強くなると思うので、頑張ってほしいですね。

静岡でも多くの人に支えられてきた熱海富士。新入幕で迎える九州場所の活躍に注目です!

投稿者:片平 和宏 | 投稿時間:17:00

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