2022年11月17日

NHK大河ドラマ 【三上 弥】


NHKアナウンサーの三上弥(みかみ・わたる)です。

令和4年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」、令和5年は「どうする家康」です。
いずれの作品も静岡県にゆかりがあります。
「どうする家康」の放送開始は、令和5年1月8日()です。
主演の徳川家康役は、松本潤(まつもと・じゅん)さんが務めます。

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投稿者:三上 弥 | 投稿時間:19:15 | カテゴリ:三上 弥 | 固定リンク

「アニソン・アカデミーin静岡」後記①【全文掲載!】中川翔子さんインタビュー【後藤康之】


こんにちは!"やすにゃん"ことアナウンサーの後藤です。
11月12日(土)にNHK静岡放送局で行われた「アニソン・アカデミーin静岡」。会場にお越しいただいたみなさん、ラジオやスマートフォンなどでお聞きいただいたみなさん、本当にありがとうございました!

"しょこたん"こと歌手・タレントの中川翔子さん、"アニソン界の若獅子"ことアニソンシンガーの遠藤正明さん、"あべし"こと放送作家・シンガーソングライターのあべあきらさんを迎え、「静岡県ゆかりのアニメソング」をテーマに2時間の生放送をお送りしました。

地元・静岡の代表として、私も出演しました!
あっという間の楽しい時間。感想などは後日あらためて、この場でたっぷりお伝えしようと思います。

生放送終了後、中川翔子さんにインタビューさせていただき、「NHKニュース たっぷり静岡」で放送しました。その内容を掲載します!

(後藤)
まずは2時間の生放送、ラジオ、お疲れ様でした!

(中川翔子さん)
ありがとうございました!あっという間でしたね!

(後藤)
本当に私も「2時間、もう経ったの?」って思いました。
あらためて、お客さんを目の前にしての静岡での生放送、いかがでしたか?

(中川翔子さん)
この「アニソン・アカデミー」、これまでもたくさんお客さんと触れ合う番組でもあったんですけれども、コロナ禍以降3年ぶりに生で会えるっていうことだったのですごく楽しみだったんです。やっぱり今日は「会えるって尊い」っていう風に思いましたし、終始空気がすごく幸せでキラキラしていて、コロナ禍以降「声を出せない」っていう状況でも、ちゃんとみんな楽しみ方を分かっていらっしゃるっていうか。みんな手拍子と一緒に踊るのっていうので、「一体感」っていうのは全然コロナ以前と変わらなかったのでうれしかったです。

(後藤)
特に印象に残ったシーンってありましたか?

(中川翔子さん)
私もリアルタイムで「アバレンジャー」世代だったので、遠藤さんの「アバレスピン」が生で見られたのが久しぶりで、めちゃくちゃ素晴らしかったですね。CD音源も素晴らしいけど、やっぱり「あの歌声を生で浴びてこそ」っていうのがあるので、もう腕をブン回して喜んじゃいました!

(後藤)
お客さんの前で歌われたのが「ポケットモンスターXY」のエンディングテーマ「ドリドリ」でしたけれども、この曲をこのステージで歌うというのはどういう思いがあって、だったんですか?

(中川翔子さん)
そうですね・・・もう7年前になるのか!作詞もさせていただいた曲なんですけども。「ドリドリ」って「夢」ですね。「夢」って心に描いた瞬間から未来が輝きだすと思っているし、一個じゃなくてたくさん持っていていいんだな、っていうのは毎日考えていることです。なので、どんなに自分が元気ないときとかであっても、言葉とか歌声には夢のきらめきを乗せたいなって思っていて。それはきっとみんなの思い出として寄り添えるといいなと思うんですけど、当時生まれていなかったであろうちびっ子でも「ポケモン」のおかげで届くんです。最高ですね。

(後藤)
きょう放送した静岡ゆかりのアニソン全体を通してどんなことを感じましたか?あらためて。

(中川翔子さん)
もともと大好きな楽曲もたくさんあって、きょう盛り上がりすぎて流せなかった曲もあったぐらいだったんですけれども、「ポジティブでキラキラしてて優しい」っていう楽曲が多かったかなって思います。「ゆるキャン△」とか「ラブライブ!」とか。

(後藤)
本当にごくごく一部なんですけれども、静岡県が舞台・モデルとして登場した主なアニメ・漫画を集めてみたんですよ。こうしてみると、本当に西部から伊豆まで、まんべんなくいろんなジャンルの作品が並んだんです。

(中川翔子さん)
伊豆とか熱海も静岡なんですもんね。そういえば。

(後藤)
そうなんですよ。広いですからね。

(中川翔子さん)
あとは掛川で10日ぐらい合宿したことがあるので・・・「蒼き伝説シュート!」が聖地だったのか!あとは私の人生イコール「エヴァ」じゃん、ぐらいに「シン・エヴァンゲリオン」の聖地だったっていうことも感動しました。綾波レイがいた場所ですよね。・・・すごい!行かなきゃ!あの似ている景色があるんですもんね。あと砂丘もあるって聞いてびっくりしたんですけど、初耳情報もあったし、「ちびまる子ちゃん」の「ゆめいっぱい」っていう楽曲もキラキラしていて泣きそうになっちゃう大好きな曲なんですけど、ああいう世界観が生まれるって、きっといい場所なんでしょうね。

(後藤)
これだけ多種多様なアニメのジャンルの舞台になるっていうのはなぜなのかって、中川さんはどう考えます?

(中川翔子さん)
水がおいしいからです、やっぱり。絶対そうですよ。そうに違いないと思いました。だから心も清らかになってイマジネーションが湧いていろんな名曲が生まれたりとか、あとは脳がすっきりして天才たちが生まれているんじゃないかなって。空気もおいしいですしね。なので、世界に誇れる大地ですよね。海外の人も本当は絶対聖地めぐりしたいんじゃないかなって思いました。「ラブライブ!サンシャイン!!」もですし、町中にちゃんとアニメをプッシュしているところとかあるし、プラモデルの文化もあるって聞いて。ちょっと1日2日じゃ回り切れないぐらいあちこちが聖地だと思うと「いっぱい来なきゃ!」ですね。

(後藤)
「アニメの舞台になった」っていうだけで、見える景色とか、景色の価値が変わりますもんね?

(中川翔子さん)
そうです。背景に映り込んでいる建物とか、ただの建物じゃなくてアニメに描かれてる、ただの海じゃなくて「ラブライブ!」の海だよ、みたいな。そうなるから、やっぱり心の喜びが違いますよね。

(後藤)
もしかすると、静岡が舞台のアニメの曲をずっと聞き続けていると、静岡を発見する、再発見できる可能性も大いに秘めているということですね?

(中川翔子さん)
そうだと思います。あまり心がそっちの方向を向いていないと、見ている景色も目に入ってなかったりする場合もあったりするんですけども、アニメを通して、アニソンを通して「ここ、ゆかりの地じゃん!」って分かると全部生まれ変わって見える、みたいな、そういう当たり前の景色じゃないものになるんですよね。尊いきらめきに変わるから、アニメのフィルターを通すのってすごくいいことだと思います。

(後藤)
静岡県のみなさんに向けて、ひとことメッセージをいただけますでしょうか?

(中川翔子さん)
今回ご縁ができまして、3年ぶりの生放送が静岡という場所だったのもすごく意味深いなと思いました。なぜならとてもやさしくて穏やかで、それでいて熱くてキラキラしていてっていう、生きている中での「楽しい」がこの2時間にギュッと再現された・・・さっきツイッターもチェックしたら日本中のみなさんが「静岡いいね」とか「静岡のアニソンってこんなにあるんだね」とか、すごく笑顔でつながれている瞬間だったんだなっていうのも分かって・・・。なんだろう、もう本当に心が、健康寿命が延びたなって思います。静岡はこれからもまだまだ、「このアニメもそうだったのか!」みたいなのも沢山あるので、私もまた静岡に来るときまでにいろんなアニメ・アニソンをもっと履修してきたいと思います。知れると人に伝えたくなるし、知らなかったものを知る喜びもあるし、本当に静岡、たぶんこれからもまだ名作が生まれていくでしょうし、と思うと、「アニメ・アニソン好き」として静岡は欠かせないので絶対に来ます!

(後藤)
アニメ・アニソンの文化をぜひ世界に広めていただきたいと思うんですが、そのあたりの意気込みを聞かせていただけますか?

(中川翔子さん)
この世の全てのアニソンをかけ倒す、しかも50周ずつぐらいかけ倒したいので、まだまだ始まったばかりだと思っています。毎週みんなツイッターで実況してくれるのもすごく楽しいので「アニソン・アカデミー」、ぜひ老若男女、たくさんの方にこれからも愛される番組として、私も健康で長生きして頑張りたいと思います!


当日の公開生放送はNHKのネットラジオ「らじる★らじる」の聞き逃しサービスで、11月21日(月)の正午まで、こちらからお聞きいただけます!
会場の盛り上がり、楽しいトーク、しょこたんや遠藤正明さんの熱い生歌唱・ステージ、何度でもお楽しみください!

投稿者:後藤 康之 | 投稿時間:14:00 | カテゴリ:後藤 康之 | 固定リンク

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