3月22日(水)0時台
からだの知恵袋 ぶれない心を育む
「お寺を見守る六地蔵 ~安らかに立つ瞑想~」
●紹介した瞑想 「安らかに立つ瞑想」
見かけると、なぜか心が和む「お地蔵さん」。地蔵菩薩は、命を育む大地のような慈悲の心で、人々を苦しみから救ってくれる存在と考えられてきました。お地蔵さんを見て、穏やかな気持ちになるのは、私たちの心にそもそも備わっている仏性(=慈悲の心)に触れるからなのかもしれません。
安らかに立つ瞑想では、どっしりと地に根付いていくことをイメージしながら、心も体も安定させていきましょう。
●紹介した禅語 「慈眼視衆生」(じげんじしゅじょう)
禅宗の僧侶が大切にしている経典「観音経(かんのんぎょう)」に出てくる言葉。
「慈しみの目で、この世のすべての人々(=衆生)を見守っている」という意味があります。
