12月1日(水)0時台
からだの知恵袋 ぶれない心を育む④

「大掃除も、ぶれない心で。」
●実践した瞑想

2分の1、瞑想
…モノへの執着を手放し、室内を心地よい空間にするための手助けとなる瞑想。雑然として「何とかしたい」と思う身の回りのスポットを思い浮かべ、一度、そこから全てのモノが無くなった状態をイメージします。そして、心の中で、その場所に必要なものを、理想的な配置で、一つずつよみがえらせてみましょう。モノの数の目安は「半分」です。
私たちの脳は目の前のモノにエネルギーを消費します。「よく視界に入る場所」から掃除を始めてみると、心が整っていくことをより実感できるでしょう。

●禅語
「看脚下」(かんきゃっか)
禅寺の入り口などに掲げられている言葉で、「はきものをそろえましょう」という意味ですが、その本質は「日々の暮らしの中で心を整え、一歩一歩丁寧に歩んでいく」という禅の教えを表しています。慌ただしい師走こそ、玄関で一度振り返り、はきものをそろえて一呼吸。そうするうちに、日ごろの所作も丁寧になり、整った心へとつながります。

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