2015年10月21日 (水)

【特集】介護が必要な親の入居先選び(1)

今年9月に明らかになった、川崎市の有料老人ホームでの虐待問題から約1ヶ月。
衝撃的な映像に心を痛めた方も多いのではないでしょうか。
『できることなら、親を安心できる場所に預けたい。』
そんな思いを受けてシブ5時では2日連続で、「介護が必要になった際の、施設の選び方」をご紹介しました。

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家での介護が難しい場合、大きく分けて選択肢は2つ。
「特別養護老人ホーム」「介護付き有料老人ホーム」です。
「特別養護老人ホーム」は公的な介護福祉法人などが運営しているもので、所得にもよりますが、東京都の場合9千円~10万円と費用が比較的手頃。第一の選択肢に考える人も多いのですが・・・要介護度が重い人しか受け入れることが出来ない上、入所を希望する人が全国で52万人以上と、急を迫られている場合には難しい状況。
「特別養護老人ホーム」に入れない方の受け皿として一番多いのは、「介護付きの有料老人ホーム」。要介護度が軽い人から重い人まで入れますが、費用が月平均22万円(全国平均)と割高です。が、この10年間で施設数が6倍も増えていてニーズが高まっています。先日の川崎市の虐待問題も、この介護付き有料老人ホームで起こったものです。
では実際に、「介護が必要な親」が入居する施設を選ぶ時に、どのような点に注意すればよいのか。
今回は介護コンサルタントの中村寿美子先生に、実際の介護付き老人ホームを舞台に「虐待を回避する、施設選びのポイント」を教えていただきました。

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○見学だけではなく宿泊してみる
・・・一泊5000円~1万円で体験宿泊できるところがほとんどなので、出来れば2~3泊してさまざまな時間帯の介護職員や入居者を観察。
○部屋だけでなく共用部分もチェック
・・・浴室やトイレなど、共用部分の掃除がきちんとされているかチェック。細かいところまで掃除が行き届いていれば、サービスも丁寧な場合が多いそうです。
○介護はなり
・・・入居者に合わせた介護がされているかチェック。特にわかりやすいのが、食事と夜の時間帯。
  食事の時に、「介護職員は丁寧にお世話しているか」、「入居者は明るい表情か」を確認。
  また夕方以降の夜間シフトで、担当する介護職員の数が減ったあとも、入居者の呼び出しなどに答えられているか確認すると『サービスの質』がわかるといいます。
虐待への具体的な対策
・・・施設によって対応は異なるのが現実。紹介したところでは、入居者の家族に積極的に来てもらって、第三者の目を介護職員が意識することで、虐待への予防を行っていました。
 
中村先生によると他にも、「介護職員の定着率」や「入居者の情報共有がきちんとされているか」も、よいサービスの条件になると仰っていました。

 

投稿者:シブ5時 スタッフ | 投稿時間:21:00


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