議員個人へのアンケートを行う一方、すべての地方議会の事務局へも調査を行いました。回答率は100%でした。女性議員の数や割合はどのくらいなのか、年齢構成はどうなっているのか、無投票や定員割れになった議会はどのくらいあったのか…数字に表れた、地方議会の「姿」です。
調査概要
| 調査期間 | 2019年1月~3月 |
|---|---|
| 調査方法 | 郵送で調査用紙を配布・回収 |
| 調査対象 | 1,788議会(都道府県含む全地方議会) |
| 調査有効数(率) | 1,788(100%) |
現在、議会の定数は何人ですか? 男性・女性それぞれ何人の議員がいますか?
| 議員定数 | 男性議員 | 女性議員 | 欠員 |
|---|---|---|---|
| 33,085 | 28,180 | 4,270 | 635 |
女性議員の割合

- 30%~
- 20%~
- 10%~
- 1%~
- 0%
都道府県別に見ると、女性議員の割合が最も高いのは東京都で26.9%、次いで神奈川県20.4%、埼玉県 20.2%となっています逆に、女性議員の割合が低いのは、青森県 7.31%、次いで長崎県 7.39%、山梨県 7.56%となっています。また、自治体別で女性議員の割合が最も高いのは、神奈川県葉山町で54%、次いで、大阪交野市の50%、東京清瀬市の45%となっています。

女性議員ゼロの議会(市区町村)

- 総数:340
- 市 :37
- 町 :202
- 村 :101
女性議員が1人もいない議会は全国に340あり、全体の19%に上ることが分かりました。
自治体の規模別に見ると、47都道府県議会では女性議員がいない議会はありませんでしたが、山梨・香川・佐賀の3県の県議会では1人でした。
20ある政令指定都市の市議会と、東京23区の区議会では、女性議員がゼロの議会はありませんでしたが、全国に772ある市議会では5%、743ある町議会では27%、183ある村議会では55%で女性議員がゼロで、規模の小さな自治体ほど女性議員がゼロの割合が高くなる傾向がうかがえます。
現在、議会で最年長の議員、最年少の議員はそれぞれ何歳ですか?(2019年1月1日時点)
最年長議員の年齢分布
最年少議員の年齢分布
最年少議員が60歳以上の議会

- 65歳以上
- 60歳以上
議員の年齢でみると、最年少が「60歳以上」となっている議会は合わせて91あり、最年少の議員が65歳以上の「高齢者」となっている議会は11ありました。
前回の議員選挙で無投票となりましたか?
前回の議員選挙で無投票となったかどうかを尋ねたところ、都道府県と政令指定都市を除く合わせて1721の市区町村議会のうち、13%にあたる228の議会が「無投票となった」と回答しました。47の都道府県議会と20の政令市議会でも、東京・大阪・山口の3都府県を除く44の道府県議会と、さいたま市と熊本市の2つの政令市議会で、それぞれ無投票となった選挙区がありました。
前回の選挙で無投票になった228議会
都道府県議会と政令指定都市議会を除く

無投票となった市区町村議会は、長崎県を除く各都道府県に少なくとも1つはあり、都道府県別にみると、最も多いのは北海道の51、次いで長野県が26などとなっています。
前回の議員選挙で定員割れはありましたか?
前回の選挙で定員割れした議会

- 総数:11
- 町 :4
- 村 :7
無投票となった議会のうち、山形県庄内町や北海道浦幌町など11の議会は、立候補者数が議会の定員に満たない「定員割れ」となりました。ほとんどが人口1万人未満の自治体でした。
去年1年間(2018年)に執行部が提案した議案が否決されたことはありましたか?
| 都道 府県 |
特別区 | 政令市 | 市 | 町 | 村 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全議 会数 |
47 | 23 | 20 | 771 | 744 | 183 |
| 否決した 議会 |
2 | 1 | 2 | 87 | 94 | 17 |
執行部提案を否決した議会(都道府県議会)
(都道府県議会)

- 総数:2
- 和歌山県
- 福岡県
執行部提案を否決した議会(市区町村議会)
(市区町村議会)

- 総数 :201
- 特別区:1
- 政令市:2
- 市 :87
- 町 :94
- 村 :17