選挙データベース

参院選2019

公示:7月4日 投票:7月21日

与党改憲賛成
160 議席
非改選79+ 今回81 3分の2=164

第25回参議院選挙は、7月21日に投票が行われ、自民・公明両党は、改選議席の過半数を上回る71議席を獲得し勝利しました。ただ、自民・公明両党と日本維新の会を合わせた憲法改正に前向きな勢力は85議席に届かず、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2を維持できませんでした。これに対して野党側は、焦点の32の1人区で前回並みの10議席を獲得し、候補者の1本化が一定の成果をあげたとしています。

124議席の結果概要

自民党が選挙区38、比例代表が19の合わせて57議席で、前回3年前の56議席を上回りました。立憲民主党は、選挙区9、比例代表8の合わせて17議席で、改選前の9議席から議席を増やしました。国民民主党は、選挙区3、比例代表3の合わせて6議席を獲得しました。公明党は、選挙区7、比例代表7の合わせて14議席で、前回・3年前と並び過去最高となりました。共産党は、選挙区3、比例代表4の合わせて7議席でした。日本維新の会は、選挙区5、比例代表5の合わせて10議席で、改善前の7議席を上回りました。社民党は、比例代表で1議席でした。初めて国政選挙に臨んだれいわ新選組は、比例代表で2議席をそれぞれ獲得しました。NHKから国民を守る党は、比例代表で1議席を獲得しました。無所属は、9議席となっています。

投票率は過去2番目の低さ

選挙区の投票率は、48.80%と50%を下回り、平成7年の44.52%に次いで国政選挙としては過去2番目に低くなりました。

期日前投票者数は参院選で過去最高

期日前投票を行った人は、有権者全体の約16%にあたる1706万2685人で、前回・3年前の選挙と比べて108万人余り増え、参議院選挙としては過去最高になりました。

女性当選者過去最高に並ぶ

今回の選挙は、男女の候補者の数ができる限り「均等」になることを目指すとした法律が施行されてから、初めての全国規模の国政選挙となりました。
女性の候補者は104人で、候補者全体に占める割合は、28.1%と過去最高になっていました。開票の結果は、女性の当選者は28人となり、前回・3年前の選挙と並び最も多くなりました。
政党別では、自民党が10人、立憲民主党が6人、国民民主党が1人、公明党が2人、共産党が3人、日本維新の会が1人、れいわ新選組が1人、無所属が4人となっています。

関連リンク